8月上旬の空き地畑、東側のサツマイモ(コスモスとヒオウギの終花つき)側から見ました。
追肥によって、更に地下の芋に養分を蓄積していきます。
芋の収穫は遅れて、葉が全て枯れ落ちてから、11月中旬となりました。
芋を切らないように慎重に掘り出しました。
意外にも大収穫でした。 この日は3分の2を収穫し、後日残りを収穫しました。
一部を土を洗い落として写しました。 細長く伸び出た先に来年の芽が着いているので、
細い部分を切り取って保管し、来年のタネイモに使えます。
ムカゴもビッシリ落ちているのを拾い集めました。 放置すると来年自然薯の藪になって
しまいます。 嫌になるほど、ムカゴご飯をいただきました。
スーパーで売っている長芋よりも粘りが強く、トロロもたくさん食べました。
下は、ナメタケ和えです。
芋は煮物(写真なし)などで加熱すると、他の芋とは異なる濃厚な味わいです。
日本原産のヤマノイモを自然薯(ジネンジョ)と呼びますが、その中でも一般的な長く伸
びるタイプと違って、塊状になるタイプが短形自然薯です。
タネイモの植え付けは5月8日でした。
種芋は購入せず、前年の収穫物で、食べるには小さい芋(ムカゴから出来た芋など)を
保管していたものです。
埋め込んだ芋の先から新芽が伸びだしてきた、5月22日です。
7月7日、支柱の上まで伸びて先が垂れ下がっています。
植え付けた芋の養分で成長し(タネイモは萎む)、光合成で得た栄養によって、
秋には元の芋より大きく肥大した芋を作っていきます。
7月中旬、小さな丸い蕾らしきものがたくさん着いているツルがあります。
しかし、花弁を開いた花の形は確認できません。
8月3日の空き地畑です。 背後にサツマイモが繁茂しているのですが、自然実生の
コスモスも負けていません。 左下に長ネギ、右奥に富有柿が見えます。
この場所は道路と空き地や駐車場に囲まれて風当たりが強く、支柱が3回も半倒れ
となり、悪戦苦闘した時もありました。
10月10日、、一部の葉が茶変して来ました。 芋は大きくなっているか?
ムカゴがたくさん着いています。 黒い粒々は7月の花後に出来た種のようです。
大きいムカゴは来春土中に伏せると、秋には種イモに出来るサイズの芋を作ります。