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Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

秋咲きの椿(1)~炉開き

2015-12-30 | 花木

椿の「炉開き」は、ユキツバキ(雪椿)と茶の木との自然交雑種といわれ、原木とされる
樹が長岡市栃尾大野町の個人庭に存在し、市指定天然記念物となっています。
(原木は樹高3mの株立ちで、樹齢100年以上と推定)
 
(ユキツバキはヤブツバキの変種で、主に日本海側に分布し、細くしなやかな枝が積雪
に耐えて、雪国に春を告げる花として新潟県の木にも指定されています。)
 
茶道で、炉を開く11月頃に開花することから名付けられた椿です。
   
毎年最初に開花する鉢植椿で、4号深鉢2つに植えてあるので、樹高は20cm位です。
幹枝も細く、葉も小さく、直径4cmほどの小輪花です。
  
 
 
桃色一重の花を、9月末から咲かせ始めます。 
 
 
 
椀状に花弁を開くと、中に黄色いオシベが目立ちます。 
 
 
 
11月中旬の晴れた日、玄関先で陽を受けて咲く炉開きに、オオハナアブが飛来し、
一心不乱に蜜と花粉を食べていました。 
 
 
 
花弁を開き切ると、花色は薄れてきます。 
 
  
 
サムネイル画像は、蕾から開花への変化です。 蕾が残っていれば春にも咲きますが、
年内に咲き切りました。 
 
   

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