Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

センリョウ~赤実と黄実

2018-01-09 | 実物樹木

正月の縁起物「センリョウ」(千両)はセンリョウ科の常緑小低木で、
関東以西の常緑樹林化に自生します。

正月の切り花として床の間に飾った後、
その種子を実生して芽生えたものを鉢で育てました。

鉢植えで株立ち状になりましたが、樹高は50cm程です。

陽に当てると葉焼けしたり葉が黄変し、美しい緑色が維持されないし、
日陰過ぎると実付きが悪くなります。

7月上旬のセンリョウの花です。黄緑色の変わった花には、花弁が無く、
花軸に緑色の雌しべが付き、側面に淡黄緑の雄しべが直接出ています。



7月末、花から小さな緑実へ、



10月下旬、果実が色付き始めました。



11月上旬の朱赤色に変わった実です。



11月下旬、果実の大きさは径5~6mmで、
実が葉の上に生るので目立ちます。




正月を飾った、果実の今日の姿です。




次は、
変種の「キミノセンリョウ」(黄実の千両)です。 
ポット植をHCで購入しました。
7月の花はセンリョウと同じです。




8月初めの緑実です。



10月下旬、まだ緑色です。



11月上旬、緑から黄色に変わって来ました。



11月末の実成り姿ですが、実付きが少ないです。





この後は、実付きのまま雪囲いの中で、春までに野鳥が食べます。

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