「カラタチバナ」(唐橘、百両)はヤブコウジ科の常緑小低木で、
茨木・新潟以西の林床にに自生します。
大きめの実が目立ち、万両・千両に対比させて「百両」の別名を持ちます。
基本種は鮮赤色の実を着けますが、白実種もあるので寄せ植えしました。
マンリョウに似るが、葉や果実は大きめで、樹高が低く鉢植え向きです。
7月上旬に咲いた花、径7mm程の白い5弁花で、雄しべは黄色、
花弁の先を反らせて、横から下向きに咲いています。
7月末、花後にできた緑果です。
10月下旬には色付いてきて、赤実と白実に分かれました。
11月下旬の果実です。
12月31日の実成姿です。
鉢植えで樹高40cm、葉数は少なめですが長さは10~15cm、
赤味・白実ともに、径8mm程で、現在も床の間や玄関を飾っています。