Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

正月の縁起物(4)~センリョウ(千両)

2019-01-10 | 実物樹木

センリョウ」(千両)は、センリョウ科の常緑小低木で、
関東以南の常緑樹林下に自生し、樹高50~100cm程です。
葉の上に軽い実を着けます。
(万両は葉の下に重い実を垂れ下げる)

 
正月に飾った生け花を処分するとき、実を採取し、
春に蒔いて育てた鉢植えが、50㎝丈になりました。
 
7月上旬に咲いた花は、花弁が無く、黄緑色で目立ちません。 
 

 
緑色の雌しべ、その側面に白っぽい雄しべが直接出る変った形です。 
雄しべの両脇の茶色は、時間を経た花粉です。
この独特なシベの配置は少数派で、原始的? 生きた化石的?
 

 
10月中旬の緑実です。 
夏場の水切れが原因?実成りはこの1か所だけ、
 
 

 
12月中旬の赤く熟した果実、 
 

 
本日、雪囲いの中で、まだ鳥に食べられていません。 
 

 
 
( 樹姿を見るため、過去画像を、)
あまり枝分かれせずに、株立ちになってまっすぐ伸びます。
 

 
 
また、センリョウには黄色い実を着ける
キミノセンリョウもありますが、

花は咲けども、昨秋の実成りはゼロでした。
 

 
( 参考に、実成姿は過去画像です。)
 

  

コメント
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