庭植えのボケ「東洋錦」は、昨秋たくさんの花を咲かせました。
11月上旬、白・絞り・赤と咲き分けて、
11月下旬です。
12月初めです。
こんなに咲いてしまって、来春はどうなるのだろうか?
歩道のブロック塀越しに、(手前はアジサイの紅葉)
12月10日、初積雪の後も、休みなく咲き続けました。
雪囲いで、竹縛りされた大晦日です。
雪が凍ったり融けたりする中でも、開花していました。
振り返って、
春4月中旬の花、終盤です。
花後には、たくさんの果実が生りました。
9月末、果実酒に利用できますが、私は飲まないので、・・・・。
観賞のほか、良い香りもします。
晩秋に落果した後、一斉に返り咲きが・・・・。
万両・千両・百両と来て、十両の別名を持つのは
ヤブコウジ科の常緑低木、「ヤブコウジ」(藪柑子)です。
万葉集に山橘の名で読まれ、古くから日本人に親しまれ、
江戸時代から斑入り葉種などが、
古典園芸植物として栽培されてきました。
地下茎が這って、先が20数cm立ち上がり、輪生状に葉を付ける。
その下に、7月上旬に咲いた花は、白~淡桃色です。
花後の果実は、夏の水切れで多くが落果、
12月中旬、残った赤い果実は疎らに10個、
2個付いていたのは1か所だけでした。
(参考に、過去画像です。)
「千両、万両、有り通し」の言葉から、
一両に充てられる植物は、アカネ科の常緑低木「アリドオシ」です。
鉢植えがありますが、昨年、花も実も着けませんでした。
12月中旬のアリドオシ(蟻通し)、棘だけは健在の12月の姿です。
葉腋に1対の棘(長さ1~2cm)、春に筒状の白い花、
( これも過去画像ですが、晩秋の実成りはこんな姿でした。)