Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

コシノコバイモの花-2

2020-03-18 | 山野草

コシノコバイモは、北陸の春を代表するスプリング・エフェメラル。
他にカタクリと春蘭も庭に植えていますが、
鉢植えのコバイモが最初に咲いて、
初夏を待たずに地上部が枯れる春植物、春の妖精そのものです。
 
3月中旬、花を着けた株は14本、葉のみの株が3本でした。 
 

 
自生地では20㎝位に伸びても、他の草に紛れて全く目立ちませんが、
鉢植えにすると草丈10㎝位で、観賞できます。 
 

 
釣鐘型の花の内部を見て見ます。
花弁の内側に紫の斑紋があり、雌しべを雄しべが取り囲みます。
 

 

 
花の終盤です。  
 

 
先に開花した左の花が花弁を4枚落とし、2枚が残っています。 
 

 
雄しべも2本残り、雌しべの子房が膨らみ始めています。
球根を充実させたいので、種子は稔らせず、摘み取ります。
 
 

 
開化株は、線形の葉を茎の上部に5枚つけます。
上に3枚輪生し、下に2枚が対生します。 
 

 
6号鉢植えを上から見ました。
かつて鉢ギッシリに増殖し、ほとんど枯れた後、
鉢端に生残った球根から復活中です。
今年の開化株は14本、すでに半分は散り落ちました。 
 

 
5枚葉は上画像で分かりますが、
右端に幅広の1枚葉が3本出ています。 
来年球根が肥大すれば、5枚葉の開花株になります。 
 


コメント (1)
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