家庭菜園 2021年の記録です。
毎年春に耕す畑に、最初に植える苗が「えんどう豆」です。
原種は西アジアに野生し、メンデルが遺伝の研究で使いました。
秋蒔き、翌春収穫が基本ですが、
雪国なので、春にポット苗を植えて初夏に収穫が終わります。
自宅南側の菜園コーナー、クワで掘り起こし、
自家製堆肥と元肥を施して畝を作ります。
右がマメ科の畝で、奥からキヌサヤ1、スナップ2ポット、
手前はソラ豆のポット苗を植え付けました。 4月下旬です。
赤花品種の「キヌサヤえんどう」は、若い莢を食べる品種で、
サヤがこすれ合う音が、衣(絹)ずれに似ていることから
名付けられました。 5月に咲いた花、
ツルを伸ばしながら、先に花を着け、実を生らせます。
適宜、摘み取って利用します。 6月上旬の収穫例、
白花の「スナップえんどう」は、苗を2ポット植えました。
実が大きくなっても莢が柔らかく、
豆と莢の両方を野菜として利用できます。
この品種の方が生育阿旺盛で
長くツルを伸ばしたくさんの実を着けます。
上が5月初め、下が6月中旬です。
6月の収穫例です。
採り遅れた豆は、グリーンピースとして利用できます。
収穫を終えたえんどう豆の支柱には、
前年のこぼれ種で芽生えた朝顔が、ツルを伸ばして開花中です。
ヤマアジサイの「伊予の薄墨」(イヨノウスズミ)は、
愛媛県で発見されました。
装飾花の花色が、薄紫色から濃紺へ、
更に黒紫から薄墨色に変化します。
5号鉢植えで、樹高20数cm、
5月下旬、装飾花の開き始めは、黄緑色でした。
ガクが開き切ると色が変わり、
6月初め、装飾花が青紫色となり、両性花が開いてきました。
6月上旬の花、装飾花は紫色に、
遅れて咲いた、装飾花の付かない不完全花、両性花をアップで、
6月下旬、装飾花が反転し始め、
横向きの花色は黒紫色に変わりました。
完全に反転した装飾花の裏側は、薄墨色に変わりました。
7月中旬、両性花はたくさん結実しています。
来年の為に、剪定して休ませます。