葉がシャコの形に似ている「シャコバサボテン」は、
ブラジル原産の常緑多肉植物で、
樹木に着生するサボテンの1種です。
冬に咲く品種が多いので「クリスマスカクタス」とも、
デンマークで品種改良された品種が多く
「デンマークカクタス」とも呼ばれます。
夏場は陽を避けて北側軒下の棚に置き、
秋に玄関前の日当たりに出して、蕾の成長を待ちました。
「タマ」は、デンマークて改良された比較的新しい品種で、
濃いピンクの花を咲かせます。
11月中旬の大きくなった蕾から、
少しずつ花弁を開いて、
開花しました。
11月下旬の花、
12月上旬の花、
12月中旬と下旬に咲いた花は、
寒さのためか全開しないで萎れてしまいました。
咲き終えたこの鉢は、
無暖房の納屋で越冬し、春に屋外に出します。
「カンアオイ」(寒葵)は、ウマノスズクサ科で、
林床に生える常緑多年草です。
葉が葵に似て、冬でも枯れない所から名付けられ、
暗紫色の花を咲かせます。
心臓形の葉にある様々な模様や、花の色形などから選別された
「細辛」(さいしん)と呼ぶ古典園芸植物群があります。
「御所桜」(ごしょざくら)は、その細辛の1種です。
葉は灰白色の斑模様が大きく入り、
暗緑色の地が少なくなっています。
11月上旬の花は、青軸素芯花(緑花)です。
花弁に見えるのは3枚のガク片で、
基部で癒着してガク筒となっています。
1月上旬、鉢を自宅北側の棚から、南側の玄関前に移しました。
晴天の一昨日、4号鉢植えの草姿です。
寒さと陽射しを受けて、葉色も変色してきました。