サラセニアは、北米原産で湿地に生える多年草の食虫植物です。
葉が筒状になって、虫を捕える落とし穴として使い、
独特なを咲かせます。
ドラモンデイ(別名レウコフィラ)は、
和名は網目瓶子草(アミメヘイシソウ)で、
赤花が長く伸びた花茎の先端に1個だけ着きます。
7号深鉢に生きたミズゴケで植えて、草丈が70cm程になります。
5月中旬、蕾から開花へ、
5月下旬、一斉に開花しました。
花の上部に5枚のガク片、その内側で垂れ下がっているのが5枚の花弁、
花弁の内側にたくさんのオシベと1個のメシベがあります。
その4日後、
6月中旬、
花弁とオシベが落ちた後の花、雌しべは先端が5つに分かれて反り返り、
丸い子房が種子を作ります。
8月上旬のガクと果実、
新しく伸びてきた筒状葉、
筒の入り口付近と蓋の部分に赤い網目模様が入り、
蓋の縁が波打ちます。
筒葉の内側には蜜腺があり、底に向って逆刺があり、
虫が中に入ると出らません。
昨年の10月末、雨で水がたまった筒に、
スズメバチが浮いていました。