「ヒメヒオウギズイセン」(姫緋扇水仙、学名クロコスミア)は、
南アフリカ原産で、アヤメ科の球根植物です。
庭を作り変えた時、犬散歩中に種をいただいて東庭に蒔き、繁殖しました。
ある県で、移入規制種とされ、栽培禁止になってる事を知り、
全部処分しました。
今年になって、庭の南西、キンモクセイの樹下で
数株まとまって開花していました。 7月中旬~下旬の花です。
細長い剣状の葉が群生し、色鮮やかな花が目立ちますが、
性質が強く野生化するので、要注意です。
「鹿の子ユリ」(カノコユリ)は、
九州や四国の限られた地域に自生します。
江戸時代にシーボルトがこの球根を日本から持ち出し、
ヨーロッパで知られるようになった日本のユリです。
花径8~10cm、淡紅色の花弁は反り返り、内側に赤い斑点をもち、
鹿の子模様に似ていることから名付けられた。
9号深鉢植えで、70cm程の茎を伸ばし、先に3個の蕾を着け、
今年は3輪だけの開花でした。
8月上旬の蕾、
3日後、緑からピンクに変わった蕾から、最初の1輪が開きました。
更に3日後の8月10日、
その翌日、2輪目が開きました。
8月中旬の花、
その2日後、3輪目が開き、最初の花は散りました。
更に2日後の花、
8月下旬、3輪目の落花前の姿です。