Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

鉢植えの「ツリバナ」~花と実

2024-11-09 | 実物樹木

ツリバナ」(吊り花)はニシキギ科の落葉低木で、
北海道~九州の山地や丘陵の、林内・林縁に自生します。
花よりも実に観賞価値があります。
 
名は、花や実が長く垂れることから、
7号深鉢植えで、樹高70cm余りです。
 
は5月に咲きました。 
小枝の先端にある葉腋から吊り下がって、

花径1cm弱で、中央に緑色の花盤にオシベ5メシベ1、
5枚の花弁は淡紫色です。
 

 

 
花後の6月、緑の球果(径1cm弱)が吊下ります。
 

 
8月までは緑果でした。
 

 
9月下旬、果実がピンクに色付いてきました。
 

 
10月上旬、果実が朱色に染まりました。
 

 

 
10月中旬、熟すと果皮が5つに裂け、
朱色の仮種皮に包まれた5つの種子が顔を出します。
 

 
開裂した果皮の先端に吊り下がったままになります。
 

 
今年は実の数も少なかったが、
すぐに鳥に食われたようで、種子が消えました。
 

 
10月下旬、樹の上部の葉も落ちて、開いた果皮だけ残っています。
 

 

 
一番下に着いた果実から、遅れて出てきた種子は1個だけ、
 

 
10月末まで、1個だけ種子が残りました。
 

 
 
参考に、たくさんの種子を吊り下げた過去画像です。
 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする