ナツボウズの花

「ナツボウズ」（夏坊主）は通販購入した時の商品名で、
夏に落葉することから付いた別名らしい。
樹皮が強靭で鬼でも縛れるという
「オニシバリ」（鬼縛り）が本名のようです。

ジンチョウゲ科の小低木で、雌雄異株で、花期は2～4月。
福島以西の本州・四国・九州の落葉樹林下に自生します。
　

　
　
７～８月は落葉し、９月に新葉が生え、秋の内に蕾が出来ています。
２月中旬、外玄関の庇下で、蕾が開き始めました。　
　

　

　
４号深鉢植で、樹高３４cmです。
２月下旬、たくさんの花が咲きました。　
　

　

　
３月上旬です。
花に香りがあるので、花期には玄関飾りにもします。　
　

　
径１cm程の黄色の花ですが、花弁に見えるのはガクで、
ガク筒の底に雌しべ、雄しべは上部に４個、下部に４個あります。　
　

　

　
ガクが散り落ち始めた３月中旬です。　
　

　
雌雄異株ですが、この樹は雌株で、
一昨年、赤く美しい果実が稔りました。　
　

　

　
昨年は実生りが無く、今年はどうでしょうか？
大鉢に植え替えれば良いのですが、
せめて水切れだけは注意して・・・。