Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

前年の忘れ物(7) 初夏のスイセンノウ

2021-02-09 | 園芸草花

庭で6~7月に咲く「スイセンノウ」(酔仙翁)は、
別名フランネル草リクニス・コロナリア(学名)とも呼ばれる、
ナデシコ科の常緑性多年草です。
南ヨーロッパ原産で、
江戸時代末に渡来したようです。

散歩中に種子をいただいて実生し、
以後、庭のあちこちで自然増殖しています。
株全体に、白い綿毛を密生し、草丈50~80cm位です。
 
赤花種が一般的なようですが、庭では白花の方が優勢です。
 

 
株元から花茎を長く伸ばして、次々と開花してきます。 
 

 
6~7月に咲いた花、花径3cm位の白い5弁花です。 
 

 
開花後、時間の経過とともに中央部がピンクに染まり、
別種のように変わります。 種子も顔を見せてきました。 
 

 

 
 
赤花は、塀際や樹の下など少し条件が悪く、花着きが少な目です。 
 

 
鮮やかな紅紫色の花です。 
 

 

 
赤花も白花もたくさんの種子を着けるので、
花後は花茎を切り払っています。
 



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