根茎が骨のように見えることから名付けられたコウホネ(河骨)は、水中葉と水上葉とを持ち、長い花茎を伸ばして、その先に小型の黄色花を開きます。
耐寒性の有る温帯睡蓮は、葉も花も水面に浮かせ、水上に立ち上がることはありません。赤花種(アトラクション)に次いで桃花種のローズアレーが開花しました。7号駄温鉢に植えてコウホネと同じ水深40センチの大型ポリ容器に入れて栽培しています。
温帯睡蓮の中で根茎・葉・花ともに小型な種を姫睡蓮と呼びます。花茎4~5cmで睡蓮最小の黄花種・ヘルボラは、5号の平鉢に植え、径40cm20センチ深程の水鉢に入れています。開花1日目、2日目、3日目の3枚です。
これから秋にかけて、猛暑の中でも水と睡蓮が気分を涼やかにしてくれます。
庭に住み着いているカエルはアマガエル。
環境に合わせて体色を変化させるようで、冬眠明けと夏場の2枚、グリーンとグレーの2色の固体が見られます。
( 2007年にも庭で繁殖し、8月始めに発見した小さなオタマジャクシが、9月上旬にはカエルに成長しました。)
6月に入って、曇りや雨の前後によく鳴き声が聞こえるようになり、特に夜間は大合唱になりました。
6月15日朝、玄関前の大型ポリ容器(超160幅60深40cm、温帯睡蓮とコウホネの鉢入り、水遣りの用水池)からジョウロで水を汲み上げようとした時、小さな卵塊状のものを発見。
初めて見たアマガエルの卵です。
卵塊を別の小プラ容器に移して、大きさが分かるように10円硬貨を入れて撮影(左端)しました。
その後元の容器に移し、コウホネの鉢上にそっと置いて観察しました。 2枚目が翌16日、 3枚目が18日の卵の発生変化です。
4枚目は玄関前に並べた睡蓮鉢(姫睡蓮2鉢と熱帯睡蓮1鉢など)にも卵塊がいくつもあったものです。
4日目の6月19日、卵から孵化した小さなオタマジャクシが睡蓮鉢の壁についてジットしている(左端)。
泳ぎだした6月21日(2枚目)、藻類や、ミジンコなどの天然の餌を食べて成長する6月27日(3枚目)、
熱帯魚の餌を与えてみると食べ始めました(右端)。
熱帯睡蓮が今年最初の花を開いた6月29日(左端)、7月3日(2枚目)のオタマたち、7月11日(右2枚)は、大きさの違う親子のようなオタマジャクシが仲良く餌を食べています。
後から産んだ卵が孵化したものと思われます。
上段は先代から庭植えされていたアジサイで名称は不明の手まり咲き2種とガク咲き3種です。 左端は南側に新たに作ったブロック塀の脇に移植後に花色が青から桃色へ変化した(土質がアルカリ性?)ものです。
2,3枚目は純白からピンクへと色変わりする手まり咲きです。 右3枚は、ガク咲きの3種です。
下段は、庭を作り変えた後に私が追加した3種。
左から3枚は北米産のアナベ ルです。
咲き出しは緑色で、展開すると純白の大きな手まりとなり、終わりには花弁が反転して黄緑色に変わります。
次の2枚も北米産で柏葉アジサイの八重咲きでスノーフレーク、
右端は八重咲きのガクアジサイで装飾花が垂れ下がる隅田の花火です。
連日の雨の中、夏の花木ムクゲが花を咲かせ、庭のアジサイも終盤を迎えました。