ウチョウランは全国各地の低山岩場に自生していたようで、私が栽培し始めた頃は、産地別に○○ウチョウラン
と呼んで通販で入手しました。 今は人工交配による園芸品種が多く生産販売されるようになりました。
上左から千葉県産のアワチドリの人工交配種(2種)、鹿児島産のサツマチドリ、その園芸種で星の砂、
4枚目はヒナチドリとの交雑種でスズチドリ(この個体は斑紋が薄くて白色に近いが)、
5枚目が30年近く前に初めて入手した谷川産ウチョウラン、
右端はそう大きくは無いが大輪ウチョウランとして購入したものです。
下段は、左からウチョウランの白花、白紫点花、3枚目が虹仁王(今年の花は少し貧弱でした)。
右の3枚はウチョウランにアワチドリやサツマチドリなどを交配した園芸品種の夢チドリのうち3タイプで、
花着きがよく、丈夫で栽培し易いようです。
ホタルブクロのうち、白花二重咲きだけがモクレンの樹下で繁茂しています。
(紅花種は数芽出たが花をつけず、紅花の二重咲きは姿を消し、一昨年入手した青花種は昨年は綺麗に咲いたのに今年は芽が出ません)
宿根姫ヒマワリが沢山の黄花をつけ、これから咲き続けます。
スイセンノウ(酔仙翁)は多年草でも親株は長くもたず、勝手に種子が飛んで、実生が別の場所で芽生えて開花しています。赤紫花と白花があり、白花の終わりには中心部に紅を差す場合があります。
アスチルベを3種植えてあるのですが、赤花種は植え場所が合わないようで株が縮小し、白花種は写真を撮り損ね、
桃花種だけの紹介です。
ハンゲショウ(半夏生)が庭隅の明るい日陰で増殖中です。穂状の花とは別に先端の葉が白変して目立ちます。
グランドカバープランツとして、白いカップ咲きの銀盃草、は丈夫で庭の裸地を覆っていきます。
カモマイルの多年草でローマン種は東側軒下のツバキの木下に植えたところ、周辺に広がって香りの芝生のようです。
最後は今春植え付けたばかりの姫イワダレソウが小さな花を次々と咲かせ始め、脇芽を伸張させています。
山野に自生しているアジサイは、小木で葉も花も小さく枝も細いのですが、花色の変化が美しい。
苗を求めて鉢で育て、挿し木が容易で庭植えもしています。
我が家にある9種類のヤマアジサイの内、5月末に最初に開花したのが伊予の薄墨(左2枚)です。
装飾花が始めは緑色を帯び、約1ヶ月かけて藍色から反転して薄墨色へと変化していく、その渋さに魅かれます。
右3枚は、6月中旬から少しずつ変化しながら現在も開花中の清澄沢です。
下段左は装飾花が桃色の甘茶で、私が育った魚沼の実家には青色の甘茶の木があって、その葉から作った甘茶の甘さを懐かしく思い出します。 2枚目は羽衣の舞ですが、何故か花弁の縁取りがカタログにあるようなピンクになりません。
3,4枚目は白妙で、白八重の花弁がピンクに色づいてきました。 右2枚は七段花で、薄青八重の装飾花を持ちます。