「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

街づくり 視察、一緒に行きませんか?

2008-11-04 18:07:46 | 街づくり
このブログでも、何度も、
再開発に関る課題や問題をとりあげて参りました。

中央区の街づくりのあり方を、
再度、考える時期に来ていると感じています。

11月下旬の第4回定例会 本会議の一般質問に、
私が、友愛中央から立ちます。

区民の皆様のご意見もお伺いして、
最終的に決定しますが、
「中央区の街づくりのあり方について」を
テーマのひとつとして
予定しております。

一般質問作成に当たり、近隣地域の自治体における
先進的な街づくりの取組みの視察を考えています。

住民との協働提案型でまちづくりのルール作りを保障する「まちづくり条例」を持つ自治体や、専門家が、計画実施事業者及び周辺住民双方に第三者的にまちづくりの計画に対してアドバイスを行うことを可能にする「専門家派遣制度」や「まちづくりセンター」を運営する自治体への視察を考えています。

もし、街づくりのあり方に関心のある方がいらっしゃいましら、
ご一緒に行きませんか?
私一人で、説明を聞くよりも、
折角の機会でありますので、
関心のある区民の方も一緒に聞かれると、
分析がより深まると考え、お誘いいたしました。

視察先にお断りする必要がありますが、
もし、関心のある方がおられましたら、ご連絡下さい。

連絡先:小坂和輝 メールアドレス:kazuki.kosaka@e-kosaka.jp

視察案:
行き先 まちづくりセンター(交渉中)
日程 11月17日月曜日または18日火曜日
12時半   勝どき駅発
13時半前  現地 着
13時半~  一時間程度視察


私達が、私達の手で、私達の街をつくる。
そんな中央区でありたい。
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コンドラチェフの波

2008-11-04 00:00:01 | 国政レベルでなすべきこと
哲学的な話になりますが、

私は、世の中で最も信じる真理を三つあげなさいと問われたら、

①私達の存在は、「無」であるということ、

②私達や、周りのものの存在の有りようは、「波」であるということ、

そして、
③アインシュタインのいうE=mc2
(エネルギー(E) = 質量(m)×光速度(c)の 2 乗)
という公式
*乱暴な書き方をしますが、質量という「有」に「波」の二乗をかけたら、エネルギーという「無」になったというのが、気に入っています。

の三つをあげます。
自分にとっては、この三つの真理は、セットです。


 今回の、世界経済の悪化も、現象としては、米国発のサブプライムローンの返済遅延から端を発していますが、経済のあり様は、波があり、その波の底の部分に来たからと感じていました。その波は、コンドラチェフの波。このことは、親しくしている教授方のご意見も同感でした。
 自分自身の信じる真理②です。


ちょうど、本日11/3の日経新聞で、
コンドラチェフの波の分析をしていましたので、
その記事を参考にしながら、お伝えします。

 ロシアの経済学者、コンドラチェフは、周期が50-60年の長期景気波動を発見、オーストリア生まれのシュンペーターはこの波動が起業家の革新で引き起こされると考えました。

<観察できる長期循環>

第一波:18世紀後半から
紡織機、蒸気機関の発明が牽引

第二波:19世紀半ば
鉄道が牽引

第三波:19世紀末
電気、化学、自動車が牽引

第四波:20世紀
航空機、電子機器、車の本格的普及が牽引


コンドラチェフ循環の第四波の上昇が始まった年については、
諸説あるが「1940年代後半」説に従えば、
今年で60年余り。
長期循環は、下降の最終局面。
今、底にあるわけであるから、
景気後退感があるのは、当然ということになります。
それも、とても深い深い谷底にある感をうけています。

そして、次には、やがて上向いてくることでしょう。

その時のけん引役は何か。
*再生医療
*太陽電池
*ハイブリッド車
*電気自動車
*海水淡水化装置・・・


 日経の記事は、以下の文章で締めくくっています。

 「麻生内閣は先週、追加経済対策を決めた。市場経済システムを守るためにこうした対策をとるのは理解できる。とはいえ中身には問題がある。省エネルギー対策など盛り込んではいるが、財政支出で5兆円規模の追加対策の大半は2兆円の給付金支給や高速道路料金引き下げなど、目先の需要喚起・負担軽減策であるのはいただけない。
 経済の歴史的な変わり目で起きた不況だからこそ、各種制度改革や産業再編を含め、将来につながる方策を大胆にとりたいものだ。」

 すごく、同感である。

 次のコンドラチェフの第五波のけん引役は、私達、日本の技術でありたい。
コメント (2)
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