ある方から、メールをいただきました。
私は、学校現場にいる人間でないので、その状況は、わかりません。ただ、「職員会議で、挙手・採決が、禁止されている」ということが、本当によいことなのか、疑問を抱きました。
「挙手・採決」は、すべての真理をいいあてるとは、いえないと思います。「少数意見の尊重」も同時に保障してはじめて、生きてくる制度だと思います。
かといって、「挙手・採決」をはじめから、禁止をすることは、できないはずです。
「挙手・採決」がはじめからなければ、職員会議は、単なる情報伝達の場となり、教師が生徒のためを思っての議論を交わす場でなくなってしまうのではないでしょうか。
考えるべき問題のひとつであると判断し、下記に、転載いたします。
****以下、転載****
★【転送歓迎!】
■賛同署名の呼びかけです。
東京都教育委員会が「教師が、職員会議で、挙手・採決すること」を禁止した通知について、都立三鷹高校の土肥信雄校長が、たった一人で、都教委に対して公開討論を求め続けているにもかかわらず、都教委はいまだ応じようとしません。
土肥校長が求める公開討論に、都教委はぜひ応じるべきだということで、「土肥・三鷹高校長との公開討論に応じてください」という要請書を提出することになりました。
※下記の要請書にたくさんの賛同署名を添え、12月上旬くらいに記者会見を開き都教委に提出の予定です。
※「賛同署名」の第1次締め切りは、2008年11月20日とします。
みなさん!ぜひ賛同署名のご協力をお願いします。
===========================================================
インターネット署名PC用 http://form1.fc2.com/form/?id=358942
ケイタイ用 http://k.fc2.com/cgi-bin/hp.cgi/towa10ron2ouzeyo/?pnum=0_0
※携帯電話メール対応の署名サイトも開設しました。
携帯電話にも転送お願いします。
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<要請書>
東京都教育委員会 殿
◆土肥・三鷹高校長との公開討論に応じてください◆
東京都教育委員会は2006年4月、「学校運営の適正化について」という通知を出し、職員会議において職員の意向を確認する挙手・採決を禁止しました。この通知に、私たちはたいへん驚き、衝撃を受けました。
教育は、子どもたちを育む教師同士の協力と協働なしにはなりたたない営みだからです。そして日本は民主主義社会であり、学校が校長から教師への、また教師から子どもたちへの一方的な上意下達、命令服従の場であってはならないからです。
こうした私たちの懸念と憂慮に応えるかのように、2008年8月、都教委に対し、通知の撤回を求めて公開討論を要請したのが、土肥信雄・三鷹高校長でした。
土肥校長は、その要請書の中で、「教員には何を言っても意見が反映されないのなら言っても意味がないという空気が広がっている」と述べ、「生徒に民主主義を教えなければならない学校だからこそ、生徒を教える教員組織は民主的に運営されなければならない」と通知撤回要請の理由を明らかにしています。
私たちには、土肥校長の言葉は極めて真っ当であり、常識にかなうものに聞こえます。
2008年9月27日、三鷹市武蔵野公会堂で、土肥校長の話を聞く集いがもたれました。都教委が公開討論に応じないのであれば、自分の意見を表明するとの土肥校長の決意を実行に移したもので、350名定員の会場に倍以上の人びとが詰めかけました。数百人が会場に入れず帰らざるをえませんでした。この問題に対する市民の関心がいかに大きいかを示したものといえます。
都教委は、公然と異議を申し立てる土肥校長に対し、校長が報道各社に配布した文書の中で「守秘義務に違反した」などと別件での処分をちらつかせ、真摯で建設的な意見表明を封じようとしています。それは、「挙手・採決の禁止」と同根の専制的な行政手法ではないでしょうか。
私たちは、ここに改めて都教委に対し、土肥校長との公開討論を求めます。
活発で生き生きした学校を創り、民主主義社会を豊かに築く次世代を育てていくための方向を考え合うために、ぜひ生徒、教員、保護者、都民の前で語り合っていただきたいと思います。
2008年12月15日までに文書での回答を求めます。
2008年11月4日
(呼びかけ人)・藤田英典(国際基督教大学教授)・尾木直樹(教育評論家)・勝野正章(東京大学准教授)・石坂啓(漫画家)・広田照幸(日本大学教授)・喜多明人(早稲田大学教授) ・西原博史(早稲田大学教授)・池田香代子(翻訳家) ・醍醐 聰(東京大学教授)・奥地圭子(東京シューレ) ・小森陽一(東京大学教授)・毛利子来(小児科医)・暉峻淑子(埼玉大学名誉教授)・堀尾輝久(東京大学名誉教授)・佐貫 浩(法政大学教授)・佐高 信(評論家)・奥平康弘(東大名誉教授)・高橋哲哉(東京大学教授) ・上原 公子(元国立市長)・成嶋 隆(新潟大学教授) ・大門 哲(元 都立豊多摩高校校長/元杉並区教育委員) ・林 量俶(埼玉大学教授)・荒牧重人(山梨学院大学教授)・井出孫六(作家)・安藤聡彦(埼玉大学教教授・元国立市教育委員)・世取山洋介(新潟大学準教授)・山本由美(東京田中短期大学準教授)・高嶋伸欣(琉球大学名誉教授)・青木 悦(教育ジャーナリスト) <順不同>
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※問い合わせ先:ganbaredohi@yahoo.co.jp
土肥校長とともに学校に言論の自由を求める保護者&市民の会
ブログ http://blog.goo.ne.jp/ganbaredohi/
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****以上、転載終わり****
私は、学校現場にいる人間でないので、その状況は、わかりません。ただ、「職員会議で、挙手・採決が、禁止されている」ということが、本当によいことなのか、疑問を抱きました。
「挙手・採決」は、すべての真理をいいあてるとは、いえないと思います。「少数意見の尊重」も同時に保障してはじめて、生きてくる制度だと思います。
かといって、「挙手・採決」をはじめから、禁止をすることは、できないはずです。
「挙手・採決」がはじめからなければ、職員会議は、単なる情報伝達の場となり、教師が生徒のためを思っての議論を交わす場でなくなってしまうのではないでしょうか。
考えるべき問題のひとつであると判断し、下記に、転載いたします。
****以下、転載****
★【転送歓迎!】
■賛同署名の呼びかけです。
東京都教育委員会が「教師が、職員会議で、挙手・採決すること」を禁止した通知について、都立三鷹高校の土肥信雄校長が、たった一人で、都教委に対して公開討論を求め続けているにもかかわらず、都教委はいまだ応じようとしません。
土肥校長が求める公開討論に、都教委はぜひ応じるべきだということで、「土肥・三鷹高校長との公開討論に応じてください」という要請書を提出することになりました。
※下記の要請書にたくさんの賛同署名を添え、12月上旬くらいに記者会見を開き都教委に提出の予定です。
※「賛同署名」の第1次締め切りは、2008年11月20日とします。
みなさん!ぜひ賛同署名のご協力をお願いします。
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インターネット署名PC用 http://form1.fc2.com/form/?id=358942
ケイタイ用 http://k.fc2.com/cgi-bin/hp.cgi/towa10ron2ouzeyo/?pnum=0_0
※携帯電話メール対応の署名サイトも開設しました。
携帯電話にも転送お願いします。
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<要請書>
東京都教育委員会 殿
◆土肥・三鷹高校長との公開討論に応じてください◆
東京都教育委員会は2006年4月、「学校運営の適正化について」という通知を出し、職員会議において職員の意向を確認する挙手・採決を禁止しました。この通知に、私たちはたいへん驚き、衝撃を受けました。
教育は、子どもたちを育む教師同士の協力と協働なしにはなりたたない営みだからです。そして日本は民主主義社会であり、学校が校長から教師への、また教師から子どもたちへの一方的な上意下達、命令服従の場であってはならないからです。
こうした私たちの懸念と憂慮に応えるかのように、2008年8月、都教委に対し、通知の撤回を求めて公開討論を要請したのが、土肥信雄・三鷹高校長でした。
土肥校長は、その要請書の中で、「教員には何を言っても意見が反映されないのなら言っても意味がないという空気が広がっている」と述べ、「生徒に民主主義を教えなければならない学校だからこそ、生徒を教える教員組織は民主的に運営されなければならない」と通知撤回要請の理由を明らかにしています。
私たちには、土肥校長の言葉は極めて真っ当であり、常識にかなうものに聞こえます。
2008年9月27日、三鷹市武蔵野公会堂で、土肥校長の話を聞く集いがもたれました。都教委が公開討論に応じないのであれば、自分の意見を表明するとの土肥校長の決意を実行に移したもので、350名定員の会場に倍以上の人びとが詰めかけました。数百人が会場に入れず帰らざるをえませんでした。この問題に対する市民の関心がいかに大きいかを示したものといえます。
都教委は、公然と異議を申し立てる土肥校長に対し、校長が報道各社に配布した文書の中で「守秘義務に違反した」などと別件での処分をちらつかせ、真摯で建設的な意見表明を封じようとしています。それは、「挙手・採決の禁止」と同根の専制的な行政手法ではないでしょうか。
私たちは、ここに改めて都教委に対し、土肥校長との公開討論を求めます。
活発で生き生きした学校を創り、民主主義社会を豊かに築く次世代を育てていくための方向を考え合うために、ぜひ生徒、教員、保護者、都民の前で語り合っていただきたいと思います。
2008年12月15日までに文書での回答を求めます。
2008年11月4日
(呼びかけ人)・藤田英典(国際基督教大学教授)・尾木直樹(教育評論家)・勝野正章(東京大学准教授)・石坂啓(漫画家)・広田照幸(日本大学教授)・喜多明人(早稲田大学教授) ・西原博史(早稲田大学教授)・池田香代子(翻訳家) ・醍醐 聰(東京大学教授)・奥地圭子(東京シューレ) ・小森陽一(東京大学教授)・毛利子来(小児科医)・暉峻淑子(埼玉大学名誉教授)・堀尾輝久(東京大学名誉教授)・佐貫 浩(法政大学教授)・佐高 信(評論家)・奥平康弘(東大名誉教授)・高橋哲哉(東京大学教授) ・上原 公子(元国立市長)・成嶋 隆(新潟大学教授) ・大門 哲(元 都立豊多摩高校校長/元杉並区教育委員) ・林 量俶(埼玉大学教授)・荒牧重人(山梨学院大学教授)・井出孫六(作家)・安藤聡彦(埼玉大学教教授・元国立市教育委員)・世取山洋介(新潟大学準教授)・山本由美(東京田中短期大学準教授)・高嶋伸欣(琉球大学名誉教授)・青木 悦(教育ジャーナリスト) <順不同>
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※問い合わせ先:ganbaredohi@yahoo.co.jp
土肥校長とともに学校に言論の自由を求める保護者&市民の会
ブログ http://blog.goo.ne.jp/ganbaredohi/
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****以上、転載終わり****