「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

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経済産業省原子力安全・保安院 深野弘行院長就任 組織風土をあらため安全規制をお願いいたします。

2011-08-18 18:13:34 | 防災・減災
 原子力安全・保安院 深野弘行院長、組織風土をあらため、どうか、安全規制していただけますように期待をいたしております。

*******産経新聞(2011/08/18)******
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「保安院の風土に問題」 新院長が就任後初の会見
2011.8.18 17:31
 経済産業省原子力安全・保安院の深野弘行院長は18日、就任後初の記者会見で、各地の原発シンポジウムでの保安院のやらせ問題について「こういうことが起きないような組織の風土づくりをしなければならない」と述べ、保安院の風土に問題があったとの認識を示した。

 深野院長は会見の冒頭、「安全規制機関の事務方の責任者として、福島第1原発事故を防ぐことができず心からおわび申し上げる」と謝罪。

 原子力安全庁への改組については「新しい組織が立ち上がるまで全力を尽くし、円滑に引き継げるように努力する」と述べた。

 深野院長は、前任の寺坂信昭院長が事故対応をめぐり、経産省事務次官らとともに更迭されたのを受け、12日付で就任した。

******以上******


*****東京新聞(2011/08/19)*****
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011081902000039.html

原発「絶対安全はない」 保安院新院長
2011年8月19日 朝刊

 原発の安全を守る規制機関としてのあり方に批判が集まる経済産業省原子力安全・保安院。十八日、深野弘行院長は就任後初の会見で、「想定外が起こりうるのは今回の大きな教訓。(今後)原発は絶対安全と言うつもりはない」と、これまでの「安全です」一辺倒の姿勢を改めようとの考えを示した。

 原発作業員の安全を守るはずなのに、被ばく線量上限の引き上げを主導し、原発シンポジウムでは電力会社に動員依頼した「やらせ」の疑惑-。

 「疑惑を持たれるに至ったことは申し訳なく思う。こういうことが起きない組織の風土づくりをしないといけない」。自分の言葉で伝えようとする深野氏からは、信頼回復に向けた意気込みもうかがえた。

 昨年、新潟県で行われた原発関連の避難訓練では、震度5弱の地震で原子力災害が起きたとの想定で訓練を実施しようとした県などに対し、「住民に誤解と不安を与える」と助言する一方、想定震度を上げるようにはアドバイスしなかった。

 この点についても、「今回の事故から教訓をくみ取ってよく考えなくてはならないと思う」と、問題点があれば率直に変えていく姿勢を見せた。

 ただ、その後で「同じ役所(経産省)の中に規制側と推進側があることで、安全規制をゆがめることはなかったと思う」と、省内での保安院の体制自体には問題はなかったとの考えを強調した。

 記者から「話が矛盾していないか」と詰められると、深野氏は「規制をねじ曲げたことはなかった」と淡々と答えた。

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東京都中央区 「京橋3-1プロジェクト」 医療施設フロア整備のコンセプト

2011-08-18 16:38:35 | 街づくり
 京橋3-1プロジェクトの医療施設フロア整備に関して、地元医師会との調整の手順が踏まずに開発が進められていることにつき、中央区医師会-中央区-開発業者の間で問題が生じてきています。

 私の危惧するところは、東京都都市計画審議会で約束された「国際金融機能の強化に向けた生活支援機能の充実を図るため、国際化に対応した医療施設などを整備」が本当になされるのかというところにあります。

 本年2月の環境建設委員会を見ておきます。

 なお、はじめての議会の報告は、平成21年9月の環境建設委員会でした。
http://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/kaigiroku.cgi/h21/kankyou20090908.html
 ただし、このときは、医療施設フロアに関する議論は出されておりません。

 東京都の第188回都市計画審議会平成22年2月1日審議 議題7001号
 http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/keikaku/shingikai/toshikei188a.htm
 

*****環境建設委員会(2011/02/08)*****
http://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/kaigiroku.cgi/h23/kankyou20110208.html

○小坂委員
 では、数点確認させていただきます。

 (略)
 2点目は、これは「京橋3-1プロジェクト」に関してです。

 医療施設フロアというのが新しくコンセプトとして入っているんですけれども、国際的な医療機関を設置するということですが、この医療施設のコンセプトに関して、もう一度明らかにしていただければと思います。

○望月地域整備課長
 (略)それが、まず1点でございます。

 それから、「京橋3-1プロジェクト」についてでございます。

 医療モールのコンセプトということでございますけれども、京橋3-1につきましては、都市計画の中では特区の提案ということで、事業者からの提案という形になっております。その中で医療モールといいますか、医療施設が入るという、そういったものを、例えば災害のときには対応をしていただけるというような提案がなされたということでございます。コンセプトについてでございますけれども、入る内容等、中身はまだその特区提案さえ決まっておりませんでしたので、その決定につきましては、事業者のほうで医師会さんも含めて御相談しながらやられるというふうにお聞きしておりましたので、その後、そういう形で進められているということだと思っております。

 また、地域の方も利用できる医療施設であるということは、私は委員会の中で答弁させていただいたという記憶がございます。


 以上でございます。

**********************

******東京都都市計画審議会 議事録****
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/keikaku/shingikai/pdf/giji188.pdf

安井幹事:次に、議題7001号、都市再生特別地区(京橋三丁目1地区)について説明いたします。お手元の「議案・資料」は15ページから、また、今度は藤色の「都市計画(素案)の提案」もご用意してございますので、ご参照ください。
 今回の変更は、京橋開発特定目的会社ほか計6者から、昨年10月に出された都市再生特別措置法に基づく都市計画の提案を踏まえたものでございます。画面をご覧ください。
 本地区は、都市再生緊急整備地域の東京駅・有楽町駅周辺地域内にございます。
 「議案・資料」の17ページでございます。計画地は、東側は中央通り、北側は鍛冶橋通りに接する約1.3ヘクタールの区域でございます。画面には地区の航空写真を示してございます。北東で地下鉄銀座線京橋駅に隣接しまして、北西にはJR東京駅がございます。
 事業者からの提案につきましては、東京駅・有楽町駅周辺地域の整備方針に沿い、かつ、都市再生効果が大きいものと判断しております。
 資料19ページ及び20ページでございます。この計画による都市再生の貢献としましては、中央通りに沿って大規模な緑の空間を形成する「京橋の丘」を整備し、「10年後の東京」計画におけるグリーンロード・ネットワークの形成の一端を担うとともに、誰もが気楽にくつろげる憩いと交流の空間を創出いたします。
 また、地下鉄に直結した地下1階部分に広場を設置いたします。これにより、地上と地下の間の歩行者によるアクセス性を高め、また、平常時におけるイベント等の活用とともに、災害時には一時避難場所として活用を図ります。あわせて地下鉄駅施設のバリアリー化など、京橋駅前の基盤施設を整備いたします。さらに国際金融機能の強化に向けた生活支援機能の充実を図るため、国際化に対応した医療施設などを整備いたします
 「議案・資料」の15ページ及び18ページをご覧ください。都市計画の主な内容として、容積率の最高限度は1,290%とし、うち70%以上を、環境対策を目的とした情報・交流施設、医療施設、子育て支援施設等の用途といたします。高さの最高限度は、高層部の部分で130メートルといたします。
 「議案・資料」の21ページでございます。完成予想図を示してございます。主要用途は、事務所、店舗、交流施設、医療施設、子育て支援施設、駐車場などとなっております。
 なお、本案件を平成21年11月30日から2週間、公衆の縦覧に供しましたが、意見書の提出はございませんでした。
 説明は以上です。
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石巻市の災害ボランティアセンター「医師」:外国の医師免許保持の話の真偽はどうなのでしょうか?

2011-08-18 09:48:14 | 社会問題
 事件性を帯びてきて、残念に思います。

 外国の医師免許保持の話の真偽はどうなのでしょうか。
 
 もし、それも虚偽であるならば、やはり、医師の資格はなく、医師を偽ったこととなり、残念です。

 まずは、外国の医師免許資格を所持しているという本人の言い分を信じ、経過を見守りたいと思います。

過去のブログ:http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=4b13911b19592146322e7cd24a316a0f

*****読売新聞(2011/08/18)*****
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110817-OYT1T01136.htm?from=tw

自称「医師」の車、捜索へ…医師法違反容疑で

 宮城県石巻市の災害ボランティアセンターで、医師免許を持たない男が「医師」と名乗っていたとして、県警は18日にも、医師法違反の疑いで男が活動拠点にしていたキャンピングカーなどを捜索する。

 県警は容疑が固まり次第、男を逮捕する方針。

 捜査関係者などによると、男は4月上旬~8月上旬、「米田きよし」を名乗り、医師免許がないのに医師であると自称していた疑い。男は、けがをしたボランティアに消毒や薬の提供などを行っていたという。

(2011年8月18日08時59分 読売新聞)


      ↓
     その後

*****読売新聞(2011/08/19)*****
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=45672&from=tw

災地で医師を詐称容疑、42歳男を逮捕

 宮城県石巻市の市災害ボランティアセンターで、医師免許を持っていないのに医師を名乗ったとして、同県警は19日、「米田きよし」こと米田吉誉(よしたか)容疑者(42)を医師法違反容疑で逮捕した。

 発表によると、米田容疑者は医師でないのに6月下旬頃、石巻市内で団体職員に対し、「医師国家資格認定証」などと記されたカードの写しを交付するなどした疑い。県警は18日、米田容疑者が活動拠点にしていたキャンピングカーを捜索し、車内の薬類やパソコン、領収書などとともに、車も押収していた。

 ボランティアセンターがある石巻専修大学構内に駐車したままとなっているキャンピングカーについて、石巻署の捜査員らが18日午後4時頃、運転席の窓ガラスを割り、約3時間半かけて車内にあったものを押収した。車は別人の名義といい、捜索終了後、同署にレッカー移動された。

(2011年8月19日 読売新聞)

*****毎日新聞(2011/08/19)*****
http://mainichi.jp/select/today/news/20110819k0000e040059000c.html?inb=tw

ニセ医者:容疑者、診療所開設をかたくなに拒否
2011年8月19日 12時9分

 「カナダの医療支援チームのメンバーとして来た。日本人は1人だけ。チームは引き揚げたが、自分は残って活動している。もう1カ月以上になる」

 宮城県警に医師法違反容疑で逮捕された米田吉誉容疑者は今年5月上旬、こう語っていた。

 米田容疑者は同県石巻市の災害ボランティアセンター駐車場にキャンピングカーを止め「ボランティア診療所」という看板を掲げていた。けがをしたり体調を崩したりしたボランティアを診察していたといい、米田容疑者が参加していたボランティア団体で活動していた男性は「目が痛くなったので診てもらった。目を洗浄してもらい、点眼薬をもらった」と打ち明けた。

 住民の求めに応じて「往診」し、血圧を測定するなどしていたこともあった。米田容疑者は「誤薬や、複数の医師から同じ薬をもらって飲んでしまう事故がないように簡単に薬を処方することはできない。病院に行けない人だけに対応する」と話していた。

 ボランティアの男性は同容疑者が「勝手にボランティア団体の理事の名刺を作って活動するようになった」と話す。「医師不足は深刻だったので、『無料の診療所を開いてくれないか』と何度も打診したが、彼はかたくなに拒否した」と語り、周辺の関係者も徐々に不信感を抱き始めたと振り返る。

 米田容疑者は日本財団から100万円の助成金を受け取っており、「海外の団体は何千万円も寄付してくれるから」と他の支援団体に接触していたという。男性は「結局、助成金が目当てだったのだろうか」と語った。【佐野格、水戸健一】


*****読売新聞(2011/08/20)*****
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110820-OYT1T00293.htm

「ウソつき通してしまった」逮捕のニセ医師

 宮城県警石巻署は20日午前、医師免許を持たないのに、石巻市災害ボランティアセンターを拠点に医師を名乗って活動していたとして医師法違反容疑(名称の使用制限)で逮捕した米田吉誉容疑者(42)を同法違反容疑で仙台地検に送致した。


 同署によると、米田容疑者は逮捕当初は容疑を否認していたが、その後、「早い段階で医者と名乗り、ウソをつき通してしまった」などと話すようになったという。

(2011年8月20日10時34分 読売新聞)

*****日経新聞(2011/08/20)*****
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819695E0E2E2E2978DE0E2E2EAE0E2E3E39191E2E2E2E2

自称医師、複数団体に助成金申請 被災地で活動
2011/8/20 9:55

 東日本大震災の被災地、宮城県石巻市で資格がないのに医師の名称を使ったとして、医師法違反の疑いで逮捕された住所不定、職業不詳、米田吉誉容疑者(42)が、複数の団体に助成金の申請をしていたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。

 米田容疑者が代表を務めるボランティア団体は日本財団から100万円の助成金を受けていたが、ほかの団体には申請は認められなかった。

 石巻署は、米田容疑者が助成金を目的に被災地で医師を名乗り、活動していた可能性もあるとみて、詐欺容疑での立件も視野に調べている。

 日本財団によると、米田容疑者が代表を務めるボランティア団体から6月6日に助成金の申請があった。内容はボランティアに対する医療行為のほか、炊き出しや泥出し、心のケアなどで、同月27日に100万円を交付した。

 米田容疑者は医師であることを証明するため「小児科医」と書かれた名刺を提出していた。

 日本財団の広報担当者は「今回の震災では迅速に対応するため、多くの書類を求めていない」などと説明。被害届を出すかどうかについては検討中としている。〔共同〕

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