いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

山へと散歩

2014-01-12 23:13:33 | 里山
最近、「中性脂肪を減らさねば・・・」と散歩を始めた妹。

はな子が元気にお散歩出来ていた18年間くらいは、毎日散歩に歩いていたし、

土日なんかで特に用事の無い日は2.3時間長い距離の散歩をしていたものだけど、

はな子が運動が出来なくなってその後亡くなり2年程、私も妹も散歩をする回数が激減していた。



で、ここに来て妹がやる気になっているので、私もなるべく一緒に歩くようにしている。

毎日必ず小1時間歩いている妹、日によっては午前午後2回歩いたりすることも。



コースはいくつかあるのだけれど、私は山道コースがお気に入り。

滅多に人に会わないし、着膨れていても人目を気にしなくて良いので楽チンだし。



妹が立ち止まって見ている先には、道からちょっと入った雑木林の中の立て札。

これまで20年以上もずっとこの道は歩き慣れていて、たいがい何でも見ているつもりだったのだけど、

こんな立て札が立てられていたなんて、全く気がついてなかった~。

この立て札について教えてくれたのはお隣さんで、ちょっとした出来事がきっかけで、

この立て札のことを知ったのだそうだ。



その出来事というのは、

年末の30日の午後、やけにワンコの鳴き声がするなぁ~と思っていたら、お隣さんから電話が入り、

「道路向かいの山で犬がワナにかかっているらしいんだけど、連絡は何処にしたら良いかしら?」と言うものだった。

私も分らないので、「とりあえず市役所か保健所に電話で相談されたらどうかしら?」と答えた。

その後、何とか助けて上げられたのかな?ダメだったのかな?と家で話したりしていた。

年が明けて、山道を散歩している時、同じように散歩しているお隣さんと偶然バッタリ。

で、聞くところによると、結局年末で何処に電話をしてもダメでどうしよう~と困っている時、

ご主人のお友達に狩りをしている人が居るのを思い出して、「どうしたものか」と訊ねると、

多分?イノシシのワナに掛かっているはずだから、その辺りの山に入って行くと立て札があって、

それにはワナを掛けた人の住所とか電話番号があるから、そこに電話すると良いと教えて貰い、

それから、ご主人は山に入って立て札を見つけて、その電話番号の人に連絡をしてワナを外して貰ったそうだ。

山にそんな危険なワナが仕掛けられてことにも驚いたけれど、「この近くにワナを仕掛けているよ!」という、

立て札を立ててあることにも驚いたものだ。ちゃんと県知事さんの名前が書かれた許可証だった。

近年、イノシシ被害がアチコチで頻発してしるから、こんな風にして少しでもイノシシを捕獲しようとしているのだろう。

それに時々、野犬が掛かることも珍しくないのだとか。



と、話が長くなって・・・では、続いて先に進んでいくことに。

寒さが厳しくなっても雪の無いazami地方では景色が変わるのは、落葉樹の葉っぱが落ちてしまうくらいで、

左程、見るからに冬の寒そうな風景とはならない。

こんな風にすっかり葉っぱが無くなった木々も、又、好きな佇まいを見せてくれるので、

ブラブラ歩く楽しみのひとつなのだ。



結構、広くて舗装された道で、道の両側はいつも手入れが行き届いているので、

もっと歩く人がいても良さそうなのに・・・なぜか散歩やウォーキングの人が少ないんだよな。



休憩小屋のすぐ横から、山の中を歩ける遊歩道が登りと下りと2方向に作られている。

このコースも木が覆い被さるような箇所は殆どなくて、定期的に作業員の人が入って

綺麗に整備されている。本当にもっと利用しないと勿体無いと思うんだけどな~。



↑の写真の木の階段を登ると、その先はこんな感じになっていて、

登り切ると割合なだらかな道を暫く進み、最後は下り坂が続いている。



むこうの雑木林の中にも休憩小屋があって、あの周辺にも舗装されていない山道を散策できる遊歩道が幾つかある。

その遊歩道もはな子と一緒の頃は、よく歩いたものだけど、女子(一応ねっ)2人連れでは、

ちょっと不安に思えて、最近は全く歩く気になれないのが残念。

ヘタレなワンコでも犬1匹が一緒だと、とても心強くてどこにで行けていたんだな~と思う。

さぁ~そろそろ此処からユータンして帰りましょうかね~。







コメント (2)
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