今日も写真の数が驚きの16枚もあります。いくらなんでも多過ぎるだろう~~って思われるのも、
承知で・・・(承知でも載せるんかい!?) ですが、
いささか”しつこい”性分の一面が災いしてるってことで、ご勘弁下さいまし。
性分の一面には、他にも辛抱が足らん、グダグダ小さなことを悩む、見かけに寄らずおんびんタレ、
見栄っ張り、等などいろんな面がある内の1つに”しつこい”もあるってことで。
まぁ~言い訳がましいことはこの辺にして・・・・と。
我が家のすぐ裏に、ヒヨドリバナが沢山咲いてて・・・いろんな蝶や昆虫がやってくる。
この写真にも何かが飛んでいるのが小さく写っている。多分?ツマグロヒョウモンかと。
9月20日のお昼過ぎ、裏へ出て見たら何と!アサギマダラが飛んで居るのを発見。
そろそろ来る時季が近づいているかな?と思ったりもしていたのだけど、
少し早いけどもう来たんだ!と、今年も会えたのが嬉しくてちょっと興奮気味に・・・
急いでカメラを持ち出して夢中で撮りまくり~~開始。
この個体は後翅に黒っぽい斑紋があるので♂
ちなみに、♀にはこの斑紋はありません。
たまたま、その時間に裏に出たから会えた偶然にどんだけ感謝しても足りないくらい。
なぜなら、この日以来もう2度と会えてないから。今年たった1度の機会に恵まれたのだ。
いつも蝶や他の昆虫を探してカメラ片手にブラブラしているわけじゃ無いので、
ちょっとした偶然が味方してくれてこそ、素敵な出会いがある。
アサギマダラの名前は、白く透けている部分がブルーっぽく、
浅葱色に見えることに由来しているのだそうだ。
南に向かって遠くは沖縄、もしかしたらもっと遠くの島まで旅をすると言われているアサギマダラ、
その旅の途中で我が家のヒヨドリバナに、たった一匹だけでも立ち寄ってくれたなんて・・・
この次の機会があるのかどうか? もう無いかもしれないと思うと余計に貴重な時間だった。
写真を撮り始めたのが12時18分、撮り終えたのが13時05分。
つまり47分間の内、何回か留まる花の位置を変えながら、それでも飛んで行ってしまうことなく、
少し飛んで姿が見えなくなっても待っていると、又、帰って来てくれた。
アサギマダラは、他の蝶たちに比べるとどちらかと言うと、
人の気配に左程敏感では無いような気がする。(これまでの私の経験上だけど)
そっと近づくことが出来て、程ほどの距離を保っていれば逃げられることも少ないような。
本当ならもっと撮り続けて居たかったけれど、どうしてもいかなくてはならない用事の時間が迫って、
まだ、アサギマダラは飽きる風もなく、あっちにこっちにと花に留まり続けていて、
後ろ髪を引かれるとはこのことながら、撮影を諦めて出かけることとなった。
後で数えてみたら82枚もの写真を撮っていた。
ここから下にまだ9枚の似たような写真がありますが良かったら見て帰ってくださいね。
最後はあまりにも警戒する風がないのを見ていて、つい捕まえてみたくなって手を伸ばしてゲット。
アサギマダラは捕まえて翅にマジックで、捕まえた場所、日時、捕獲した人の住所名前などを書くと言うこともされているので、
私もそうしたマーキングをみようかな?と気持ちが動いたりもしたのだけれど・・・
そんなことをしていて、翅を傷つけたりするような結果になったら可愛そうで考えた末に止めた。
それでなくとも、この個体はもう翅が少し傷みかけているようだったし、
このまま離して上げて、遠いどこかまでの長い旅を無事に終えて欲しいと願う気持ちだった。
今年も我が家の花に来てくれてありがとう~嬉しかったよ~。