今日も鳥取花回廊へのお花見旅の続きです。
温室ドームでたらふく(??)蘭や南国の花や木を見て出て来たら、
正面入り口(及び出口)へと続く、お花たちを可愛く飾ってある通路に・・・
見せ方が可愛らしいので、写真を撮りたい意欲が湧くというものです。
これからチューリップ、アイスランドポピーをはじめ色とりどりのお花が、
カラフルに園内を彩るスプリングフェスティバルが、5月7日のゴールデンウィーク明けまで、
開催されるとの情報を、帰った後から知ったのですが、
すでに入口周辺にはいろんな形でチューリップがレイアウトされていました。
帰る前に坂道を下って水上花壇にも寄ってみました。
直径40mの池の上に格子状に植えられた季節のお花たち。
水に浮かぶような感じに設えられていて、お花の色の配置も、
綺麗に見えるように考えられていて、中々に素敵なのでした。
水上花壇へと続く道筋では「寒緋桜(カンヒザクラ)」の鮮やかな濃いピンク色が目を引きました。
この桜は交配されて生み出された数ある桜たちの原種の1つなんだそうです。
名前の字を見て寒い所で咲く桜なのかと思いきや・・・暖地の桜ですって!
日本で一番早く沖縄で咲く桜として有名らしいですね。
いよいよ正面入り口近くに戻ってきました。
17世紀のオランダをイメージして作られているテラスです。
え~、写真の撮り方がイマイチで、そのイメージを伝えきれてないですけど
入口横にはフラワートレインで園内を回る人達が乗車中でした。
3回来ていて、まだ1度も乗って回ったことが無いので、
今度の機会にはぜひ!のんびりとお花畑をシュッポッポ~と巡ってみたいものです。
ちなみに☝☝に写っているのが周囲1kmの屋根付き回廊で、
鳥取花回廊の名前の由来となっています。
入園券を買って入ったら目の前でドドーンと華やかに迎えてくれるお花たち。
(私たちは入ってすぐさま桜の所へ直行したので、帰り出口に向かう寸前に写真を撮ったわけですけどね)
とにかく、たくさんの可愛いお花たちが目の前に一気に飛び込んで来る感じはテンション上がりますよ~。
園外へ出てシャトルバスを待つ間にもこの通りで、可愛いお花があちこち植えられていました。
そうそう~、バスを待つ間ちょっとだけ時間があったのでソフトクリームも食べちゃいました。
無料シャトルバスで30分後、米子駅に戻ってお土産を調達。
これは鳥取県では無く、お隣の島根県松江の有名な彩雲堂の銘菓「若草」
茶人としても後世に名を残した松江藩7代藩主、松平不味公の御歌に由来して命名された銘菓とか。
ふっくらした求肥に寒梅粉をまぶしてあり、とてもお上品で美味しいんですよ~。
私的には山陰のお土産と言えば外せない一品です。
若かりし頃、友達と松江市内を半日で巡る観光バスツアーに行って、
ツアー中、僅かな自由時間がありお庭を観賞しつつお茶を頂けるっていうので、
ゆっくりお茶菓子を頂き、お抹茶を飲んでいたところ・・・・
ツアーの出発時間に遅刻、その他のツアーの皆さまのひんしゅくを買ったという、
忘れられない苦い(お抹茶だけに?)思い出があります。
そんなこともあり、松江と言えばお抹茶とお茶菓子の若草がセットで思い出されます。
山陰は鳥取のお土産として、この大風呂敷はとても有名で、
サービスエリアやお土産を売っているあちこちで必ず目することが出来ます。
食べる時に梨汁ブシャーじゃなくて、とろ~り梨蜜をかけて頂くと、
まことに美味しいのであります。
そして、忘れてはいけない・・・ってか、ぜひとも買って帰りたい物、
これ!飛び魚のでっかい竹輪です。
岡山ではお目にかからない太さのうま味がぎっしり詰まった竹輪、美味なのです。
やっぱりね~、旅のお楽しみの1つですよね~ご当地の美味しいお土産って!
お土産も買ったし・・・丁度頃合いの時間となり列車のホームへと。
・・・と!後ろ側のホームにゲゲゲの鬼太郎列車が止まっているじゃありませんか!?
嬉しくなってパシャパシャ撮りまくり~~!
いつか歩いてみたいんですよね~鳥取県境港市にある「水木しげるロード」
私、漫画には馴染みが薄かったんですが、NHK朝の連ドラ「ゲゲゲの女房」以来、
作者の故水木しげるさんと奥様のほのぼのとした優しいお人柄が好きでファンになりました。
(ちなみに、姪っ子が小学生の頃に妖怪大好きで、妖怪の名前とかよく聞かされてました。)
これから私たちが乗って帰る16時25分発岡山行き「特急やくも」24号が入ってきました。
夕方になりお天気は下り坂になって、来る時に見えた大山は雲の中、全く見ることが出来ませんでした。
そして、岡山県に入ったあたりから雨がポツポツ降り出しましたが、
地元の最寄り駅に着いた時には雨は上がっていました。
米子駅を出て暫く走ると、列車は鳥取県伯耆大山駅から上石見駅の間は日野川水系に沿って、
岡山県新見市、新郷駅から倉敷駅までは高梁川水系に沿って走行し、曲線と急勾配の山間部が続きます。
途中、何らかの理由(聞いたけど忘れた)列車がちょっと止った鳥取県日野町の根雨駅。
即!目に飛び込んで来たのは何と!「金持神社」の名前。<正しくは、かもち神社だそうですけど>
どこかで何度か耳にしたことがある神社名、こんな所にあったんだ!
最近、金運開運アップのパワースポットとして注目され参拝者の数も多いのだとか。
山と川が織りなす静かでのどかな車窓の風景、田舎育ちの私でも良い眺め~と思え、
都会の人がこの列車に乗ってみれば、一層心落ち着く早春の山間部の風景かもしれませんね。
私たちの乗っている列車の進行方向とは逆に、日野川は流れ下りやがて日本海へと到達します。
そして、鳥取県と岡山県の県境辺りからは1本の川が名前を変え、
列車の進行方向と一緒に流れ下る高梁川となり瀬戸内海へと流れていきます。。
どうやら谷田峠(たんだとおげ)を通る谷田トンネルを通過中に川の流れが変わるらしいのですが、
(ちなみに、谷田峠は岡山県新見市と鳥取県日南町の間にある中国山地超えの峠)
川の流れが変わる辺りってどうなっているのか?見てみたいなぁ~。。。とか。
何かね~何を?何処を?境に変わるのかが不思議で・・・・そんなことを思いながら、
片道2時間の鳥取花回廊への短いけど楽しかった旅の一日が終わりました。
3回にわたり長々とお付き合い下さり、ありがとうございました。