台風7号がほぼ何事も無く通り過ぎた後、中国地方、特に広島県と岡山県では、
大雨特別警報が発表される程の激しい雨が降り続き、
大勢の方が亡くなられ、同じくらい大勢の行方不明の方がいらっしゃるという、
本当に悲しくて辛い大災害の発生となってしまいました。
亡くなられた方のご冥福をお祈りしますと共に、被災された多くの皆さまに、
心からお見舞いを申し上げます。
さて、我が家は今回の倉敷市真備町で発生した河川の堤防決壊で、
広範囲の住宅や公共施設や病院などが浸水被害に襲われた地域からは、
車で1時間半程でしょうか?遠く離れております。
とは言え、山のすぐ側に住んでいるので、山からの出水や土砂災害の不安からは、
逃れることは出来ず、不安な2晩(木曜日、金曜日)を過ごしました。
それでも昨夜は雨も止み、今日は午後3時頃からは晴れ間も出て、
(土砂災害の不安が全く無いとは言えませんが)気持ちも落ち着いて、
こうしてブログを書いている次第です。
いつものことながら、写真が10枚もあります。
家の周りの何ヶ所かの狭い溝で時々見かけるサワガニです。
甲幅は20~30mm、(脚を含めた幅は50~70mm)の小さなカニです。
サワガニは日本固有種なんですって!知らなかった~。
冬に溝に堆積している落ち葉を掃除しようとして持ち上げると、
落ち葉の下から大慌てで逃げるサワガニを見つけることもあります。
(冬眠中なのに起こしてしまった!)
基本、日中は岩の下などに潜んで夜に動き出すんだそうですが、
雨の日には日中でも行動をするそうです。
そう思ってみると、この写真を撮った日も雨が降ったり止んだりしてました。
そして、つい先日の雨の日には川から出て、
草地を歩いている場面も目撃しました。なんでだろう?と不思議に思ったけど、
そんな習性もあるそうで、川の近くの林や路上で見かけることもあるらしいです。
サワガニの活動期は春から秋までで、冬は岩陰などで冬眠するんだそう~。
子供のころから身近でよく見て育っているので、サワガニその物は珍しくはないけど、
そんな生態については全く知らなかったので、
なるほど~なるほどと納得です。
食性は雑食性で、藻類、水生昆虫、カタツムリ、ミミズなど何でも食べます。
この時には、盛んに藻を取って食べていたようです。
見かけても人の気配に結構敏感なようで、
いつでもこんなに写真が撮れることばかりは無いのですが、
この時は用心深く動いたからか、かなりの枚数を撮ることができました。
サワガニはきれいな水が流れる川に生息しているとされていますよね。
でも、我が家の周りは特別に綺麗な川ではなくて、生活用水も流れている、
まぁまぁ~綺麗かなって程度の川だけど、サワガニが生きられる、
許容できる程度の水質が保たれているってことなんでしょうね。
最後の写真は、口を写せないかな?と思って・・・
少し甲羅を持ち上げ気味にしたところ狙ってパチリと。
たぶん真ん中に見えるのが口ではないでしょうかね?