いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

イヌタデ

2017-10-19 23:27:01 | 野草の花

この所、毎日の様に雨降り続きでうんざりしているのに、

おまけに強い寒気の流れ込みとかでグっと寒さも強くなって、

10月の今頃からこう~寒いなんて・・・おかしいだろう~?

かと思えば、台風も日本に向かって進んできているし・・・・・

これじゃ~お天気の回復も今しばらく望めそうにないという。。。。。

なんかね~爽やかな秋の青空はいつになったら見られるんでしょうね。

畑仕事、まだ出来てない準備もあるし、間引き菜もしたいのに・・・

こればっかりは中々思うようにならないもので、いささか焦り気味のazami です。



田舎暮らしをしていると珍しくも無い、ありふれた身近な野の花イヌタデ。

でも、それが田んぼの斜面に群れる様に咲くと、中々可愛らしいものです。



紅色の小花をたくさんつけて花の様に見える部分は、

本当は花弁ではなくて、ガクなんだそうです。



こどもの頃、アカマンマと呼んでままごと遊びに使ってた、

懐かしい思い出がある方もいらっしゃるでしょうね。



イヌタデの名前は食用になるヤナギタデに似ているけど、

食べられないタデってことからきているそうです。

ちなみに、蓼酢(タデズ)っていうのがありますが、

それはヤナギダデの葉っぱを磨り潰して酢と出汁で伸ばした酢のことで、

鮎の塩焼きに添えられていますよね。




又、ヤナギタデの発芽したばかりの赤紫色の芽タデは、

刺身のつまに用いられ、小さくてもちゃんと辛みがあるんですよね。



そこへ行くと、食用にならないダデはイヌとか付けられちゃって・・・

少々お気の毒な感じですけどね~。

見た目の可愛さとその風情ある佇まいで、写真や絵の素材としては人気があるみたいです。
















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