flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

湯谷 平成十一年

2016-02-02 00:00:00 | 水のほとり

(ゆや 愛知県南設楽郡鳳来町豊岡 1999年11月21日)
 槙原から宇連(うれ)川沿いに下ると湯谷である。大宝二年(702)鳳来寺を開山した利修により発見された温泉(30度前後)に因み湯谷と呼ばれる。槙原と同じく豊岡地区であるが、宇連川の川床が板敷状の一枚岩となり、湯谷大滝(木材運搬のため人工的に切られた水路)付近ではポットホール(甌穴:おうけつ)や、馬の背岩(国指定天然記念物)等岩石の景勝を見ることができる。この地に私が最初に訪れたのは昭和51年頃で、その当時と然程変わっていない。
 宇連川の板敷川床
 
 望月街道と飯田線第2湯谷トンネル
          支流乙女沢

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