(川崎市高津区久地)





江戸時代中期に築造された久地霞堤は、多摩川が増水した際に、堤防の決壊を防ぐために予め不連続な堤防を造り、切れ目から水を遊水池に流して水害を最小限にする堤防である。近年堤防の公有地を売却し、開発する計画が持ち上がったが、保存されることになった。






(東京都港区六本木)

江戸時代、この地には但馬出石藩(兵庫県豊岡市)仙石家屋敷があり、仙石山と呼ばれた。戦後は林野庁麻布グリーン会館となり、平成に入ると再開発が持ち上がった。平成25年(2012)には47階地下4階、延床面積143,426㎡のアークヒルズ仙石山森タワーが竣工している。


(川崎市高津区下作延)
昭和16年(1941)南武鉄道日本ヒューム管前停留場として開業され、昭和19年(1944)国有化を機に、南武線津田山駅となった。ホーム両端に市道踏切があり、8両化が進まない要因の一つでもある。




(東京都渋谷区宇田川町)
渋谷パルコ横の道と井ノ頭通り(センター街)を結ぶ坂をスペイン坂と呼ぶ。坂の途中にあった喫茶「阿羅比花」(現びいどろ)の店主がスペインの風景に惹かれて内装をスペイン風に統一していたが、昭和50年(1975)パルコから坂の命名を依頼された際に、スペイン坂と名付けたものという。
