goo blog サービス終了のお知らせ 

京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 日曜日をふたりで

2011年10月09日 | HALL家滞在記
                      = G'Day Mate from Brisban Ⅱ =


昨日は雷雨の朝だったが、すっきりとした青い空が広がった日曜日。ブリスベン28度、Jessieと約束していたので二人でシティへ遊びに行くことにした。

V字型に蛇行するブリスベン川の内側がシティと呼ばれるエリアで、通りは碁盤の目のように整然としている。南北に女性、東西には男性の名が付けられているため、自分がどこにいるか非常にわかり易い。
シティの対岸に広がるサウスバンクでのマーケットをお目当てに、は私だが、Jessieはまず「電車やバスに乗りたい!」だった。「喉が渇いたなあ~」と言いつつも「飲んだり食べたりしたらあかんねん」とマナーには意識がいく。ガムを一枚だけ口にしていた。
そして二つ目の楽しみが、1930年建造だというシティ・ホールの(市庁舎)展望台に上がることだった。中央にある92メートルの時計台内部がエレベーターで78メートルまで昇れるのに、残念ながら来年度までの工事で閉められていた。

 
 

その代わりに、ブリスベン川の橋を渡りながら目に入る観覧車に釘付け! 何度もここに来ながらtoo expensive!!? で避けてきたことが正しかったと思ったが、高さに震えたことも含め彼女の記憶には残ることだろう。大道芸に見入って正面に座り込んで最後まで動こうとしない。Jessie曰く「マジシャン」の誘導も楽しいのか、二度もこの広場で座り込んでいた。Jessieの気分転換になったら何よりな一日だった。

早口で言葉を返されたときには、自分が得ようとしている情報の単語さえ聞き取れず、全く意味不明のことがある。そんなとき一緒にいればまことに心強い見方になる六歳児。彼女に言われてみれば、ああそうか!なのに~。
六歳児とババゴンの珍道中は何かしら傍目の笑顔を誘うらしく、どこでも温かな目を向けてくれる。仮に一人でも尋ねれば何でも答えてくれるし、何とかなるさ!で歩ける勇気ある?無鉄砲なババゴン。日本語が使えないということは本当に疲れるのだが、英語がわからないからと尻込みしたマイナス思考よりも、出歩くことで得られるプラス面を数えてエンジョイしたほうがずっと得だ。

「マミィちゃんはDVD見てやるかな?お菓子食べてお昼寝してるかな…」と、Jessieの推察は正解でした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする