京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 せん無き事も

2011年10月11日 | HALL家滞在記
                      = G'Day Mate from Brisban Ⅱ =

「ものごとは記憶せず記録する」
心の内面より、毎日の出来事を客観的に記録しておくという梅棹忠夫氏の教え、知的生産の基本的心得だと読んだことがあったのを思い出す。

この二日ほどは家でTylerの様子を見ながら過ごしている時間が多かった。今日など庭に出ただけだったが、真夏日を思わせる強い日差しだ。午前5時も過ぎる頃、窓のスクリーンの隙間からは夜がいっきに明けていくほどの気配で明るさが差し込んでくるのがわかる。大きな大きな空が窓の外にあるのだ。起きよう! … か?? でとどまって、あともう少しだけとJessieと一緒に横になっている毎日である。少しばかり寝過ぎの日々に首の付け根が痛む一日だった。
何ら知的生産物などないままだけれど、こうした日々も記録しておくことにしようと思う。

本屋さんに行きたい。深まる秋の奈良はいいだろうな。思ってもせん無きこと、不可能なことばかりに気持ちが行く日はあるものだ。したいことも山ほどある…気がしてくる。あら不思議~、普段はぼんやり過ごしているくせになのだが。
雑念、煩悩の「ダンシャリ」こそ必要なのに、とってもできそうにない。あれこれ迷うことなく今を楽しめばいいことはわかっている。


 
Jessieのペット。これがまた可愛い動くおもちゃで、こうしてタオルをかけて寝かせてから学校へ。
Tylerの泣き声は強く、かかとで踏ん張りながら体を上へ移動する力が出てきているのに驚かされた。Jessie(写真右)とよく似ているとアルバムを繰っては口々に…。

コメント (2)
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