京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 まんまるお月さま

2011年10月12日 | HALL家滞在記
                      = G'Day Mate from Brisban Ⅱ =



夕飯の片付けを済ませて、外へ出てみた。こちらの時間で午後6時半を過ぎたばかりだった。時差は1時間、日本時間よりもこちらが早く進んでいる。

家の前の北側にはユーカリの高木が林立するが、それを外れて東かたから濃い黄色味を帯びた大きなまんまるお月さんが上がってきていた。見せてやりたくて思わずJessieを誘い出す。

                                

「ついてくる~」と叫びながら、逆に月を目掛けて走り出したり、踊りだすテンションの高さだ。…いったいこれは何なのだろう。全身で受け止める反応の大きさ。それが得てして過大なために、うるさい!しつこいよ!静かにして!やめて~!となるのだが、表現豊かでオモロイ子ではある。

今日は十六夜の月…、そうと知って23時7分、改めてもう一度と外へ出てみた。日本を遠く離れていても眺める月は唯一つ。
月に群雲花に影…、とかく邪魔は入りやすい。真っ黒な雲が切れるのを待って姿を現したお月さんをひと目見上げて、10月12日も終わろうとしている。おやすみなさい~。
コメント (4)
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