京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 幸せを感じる

2014年03月05日 | 日々の暮らしの中で

羽生結弦クンのメガネをかけた顔が素敵だとマスコミで取り上げられていますが、Tylerクンのこのメガネもなかなかでしょう?

 昨夕、Tylerは飛行機を見上げて手を振り、大声で叫んでいたそうです。
「おばあちゃ~~~ん、ターくんいるよー ここよー」

飛行機に乗ってやってきたことを覚えているのでしょうか。帰国後ようやく一カ月が過ぎたばかりだというのに、えらい長いことご無沙汰の感があります。無邪気な幼子のしぐさ、言葉とは言え、いっきに気持ちをあの子に向かわせるものとなりました。
言葉にはそうした力があり、元気づけてくれることが多々あります。
色も温度もある言葉。出会えたことが喜びとなって、少し前を向いて生きていける力も得ます。

これと言って大きな変化も少ない日々の暮らしの中で、相手の言葉(言われたこと書かれたこと)に共感し、心を近づけ合える喜びは、本当にありがたいことです。ふとしたことでよみがえる思い出に、幸せを感じる言葉が伴われるとしたら、それは人生の大きな大きな喜び、ではないでしょうか。

人と人、書物、映画、舞台…、感動の出会いはそこかしこに。
「さむっ」と言われないように、冷たさを振りかけないように、心しなくては…。

「これ有るが故に彼あり」
「つながり」は「縁起」とも言い換えられて、「縁(よ)って起こる」ことをいい、「これ起こるが故に彼起こる」と説明される。

これは、先日〈龍法さんと読む経典の言葉〉といったコラムに書かれていたことです。
「縁からこそ新しい未来は起こりうる。…」と結んでありました。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする