![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/6d/8a629ed32dd1effe7a4bc462e4a65b96.jpg)
義母の初七日から七日七日のお勤めをして、まもなく四十九日を迎える。そこに至るまでに…と、ちょっとした文章をまとめようとしていた。「。。。。。」と仮題も付けられて。もちろん、毎日それにかかりっきりということではなかった。
切り口などあれこれ工夫しなければ、他人の姑の話など「あっ、そう」で終わってしまいかねない。
削って削って身を細らせ、それでいて骨太で繊細に、しかも潤いのある思いを込めて…。感傷などという安っぽいっものは省いてみよう。などと、目指すところだけは高く掲げている。できもしないのにだ。この努力の過程が尊い、ということにして。この先1週間ほどは時間の猶予があるから、まだまだ推敲せねばならないし、課題も残る。けれど今日は少しいい気分。
で、久しぶりに散歩に出てみた。昨年は気付かなかった桐の花が散歩道に咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/0f/32c9c020be4db33f4226f61dae7955e1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/6c/4586abf97397b2dbbb2afb5fc38a8ddd.jpg)
ユキノシタが群生した道路わきの斜面は一面の苔で、水が枯れ葉の上に滴り落ちる音を楽しみながら一休み。昨夜の雨のせいか、わき水なのか。昨年以来、少しづつ奥へ奥へと山道を進んでいるが、いつも必ず途中で引き返す。たまに自家用車やダンプカーとすれ違うだけで人と出会うことがない山道は、やはり怖い。そんな道だからこそ、聞こえる「滴り」の音だったりするのだけれど。