京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 「春の形見」

2015年05月03日 | 日々の暮らしの中で

カレンダーは赤い3456の数字が並んでゴールデンウィークだが、特別な予定もない。連休ではあるが、中身は普段と変わらないような…。予定がないからこそ、自由に過ごせると思えば、やはり黄金と見るがよいのか。でも…、これだっていつもと大きく変わりはないのだ。とは言え、周辺からは特別な風が吹いてくる。 世の中やっぱり休日だ。広いグランドの四隅で、少年野球の四試合が同時に展開。駐車場は車であふれ家族の応援で賑わう。山の道にも、多くの車の往来がある。


行く春を惜しむ気持ちから藤は「春の形見」などと表現されるようだ。春から夏へ、暦の上では立夏を前にして、明日は雨にもなるらしい。降り出す前にと足を伸ばし、川のせせらぎと鳥の声を耳にしながら、うす紫の藤の花房が山を染める道を歩いた。

Jessieに絵ハガキを投函。届くには1週間から10日ほどかかるだろうか。早く届くといいのに。

コメント (12)
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