京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

更衣

2018年06月01日 | 日々の暮らしの中で
6月1日。雨は上がって、爽やかな良い天気に回復した。


松の木の上のほうにだけはさみが入って、雨のために衣替えはお預けだった。今日は作業も順次進むことと手はずを整えておいて、私は予定があって朝早くからの外出となった。

   更衣(ころもがえ)見ん三条の人通り    只丸

「貴賤の行人、常に多く、都の繁華はこの橋上に見えたり」。江戸時代も、季節の変わり目のファッションチェックは橋の上を行き交う人の姿に、ということのよう。
かつては、街の風景が一変するほど鮮やかな様変わりだったが、今では夏服への移行も気温と相談してが一般的だ。そんな中、折り目正しいお方もおいでだろう。

東の山の上に黄色くまあるいお月さまが出ている。


コメント (4)
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