京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

蝶の触れ合う音

2018年06月25日 | 日々の暮らしの中で


郵便局まで歩いて往復したが暑かったこと。アサガオさんはいかに!?と日に何度もプランターをのぞき込んでみるが相変わらずで、一切なんの変化も見られない。「どうしちゃったのかしらねえ」とつぶやくのが日課になってしまったようだ。
気付くと、庭の隅に揚羽蝶がきていた。寄って来る。こちらが身をかわさなくてはならないほどに、ぐるりを舞っては翅を休め、ゆっくり過ごしておいでだった。

    日盛りに蝶の触れ合ふ音すなり   松瀬青々

蝶の翅が触れ合う音が聞こえるような日盛りの静寂さ。互いに魅かれあう蝶か…、それがいい。

昨夕は西の空が染まっていた。遠望はきかない。カーテンを閉めていると友人から「もの凄く空が焼けています」と、ひと言が入った。
今日は今季一番の暑さに。
コメント (4)
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