京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

待てど暮らせど

2018年06月04日 | 日々の暮らしの中で

出ません。芽が出ないのです。

弟の忌明け法要の日。凍てつく厳しい寒さが続く一月下旬でしたが、彼の家の庭に朝顔の種が残っているのを見つけ、もらい受けました。ところが、フィルムの入っていた透明の容器に保存したまま蒔くのを忘れてしまいました。取り出したのは、1年数ヵ月後でした。2009年の夏からずっと、毎年新しい種を採っては翌年へ思いをつないできました。

10粒蒔いたのに一つも発芽しません。ひと月弱にもなるというのに、これでは全滅です。もっと種を採っておけばよかった…。毎朝まだかまだかとのぞき込んでは「お~~い、早く芽をだしてちょうだいな~」なんて声をかけているのに。あ~~あ、もう駄目? 今日はプランターの端っこを持ち上げて、地にかるくコンコンと当ててみました。
眠ってる目が覚めてくれればいいのですがね…。まだ期待を棄てずに、じっと我慢の子。
コメント (6)
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