京阪電車で中之島へ向かい、その帰りには三条京阪で降りた。
11月のいつだったか地元紙のコラムに、「関西の人は『〇〇電車』という言い方をよくする」と書かれていたことがあった。
考えたこともなかったので、確かにそうだなあと気づかされた。
京阪電車 ー「ケいはん」と「ケ」にアクセントが置かれ、阪急電車 ー有川浩に同名の小説があり、そうそう、近鉄電車もある。
いちいち「電車」までは言わないことが多いだろうか。京福電車もある、叡山電車を忘れてた。大阪へ行けば阪神電車ってのもあるけど、乗ったことあったかしら?
なぜ『〇〇電車』というのかは知らない。そしてコラムの内容も覚えていない。
三条通りに面した北側から地上に出ると、通りを挟んで向かい(南側)に、京都御所に向かって土下座をする高山彦九郎の銅像がある。
彼については尊王論者という理解しかしていなかった。
ところが、尊王思想を守り続けたことは、幕府を倒すための大義名分であり、幕府に対して徹底的に抵抗した運動家、論客であったというのだ。孤独な戦いであったようだ。やがては絶望して自刃する。
自説を世に広めるため全国を遊説したという足跡がすごい。
房総半島を一周し、水戸、白河、仙台、盛岡、久慈、青森を経て津軽海峡沿岸に達し、秋田、山形、米沢の地も踏む。もちろん東海道、北陸の富山、金沢、福井、松江にも行き、山陽道から九州へ、福岡、佐賀、長崎、熊本、中津、宮崎、鹿児島へ。
『高山彦九郎日記』という膨大な日記が残されていて、それを読んだ吉村昭氏は、考え方を改めたと「反権論者高山彦九郎」で記していた(『歴史の影絵』収)。
ここ駅ビル上にある中古書店「ブ」に立ち寄り、買って帰った一冊。めっけもの!
11月のいつだったか地元紙のコラムに、「関西の人は『〇〇電車』という言い方をよくする」と書かれていたことがあった。
考えたこともなかったので、確かにそうだなあと気づかされた。
京阪電車 ー「ケいはん」と「ケ」にアクセントが置かれ、阪急電車 ー有川浩に同名の小説があり、そうそう、近鉄電車もある。
いちいち「電車」までは言わないことが多いだろうか。京福電車もある、叡山電車を忘れてた。大阪へ行けば阪神電車ってのもあるけど、乗ったことあったかしら?
なぜ『〇〇電車』というのかは知らない。そしてコラムの内容も覚えていない。
三条通りに面した北側から地上に出ると、通りを挟んで向かい(南側)に、京都御所に向かって土下座をする高山彦九郎の銅像がある。
彼については尊王論者という理解しかしていなかった。
ところが、尊王思想を守り続けたことは、幕府を倒すための大義名分であり、幕府に対して徹底的に抵抗した運動家、論客であったというのだ。孤独な戦いであったようだ。やがては絶望して自刃する。
自説を世に広めるため全国を遊説したという足跡がすごい。
房総半島を一周し、水戸、白河、仙台、盛岡、久慈、青森を経て津軽海峡沿岸に達し、秋田、山形、米沢の地も踏む。もちろん東海道、北陸の富山、金沢、福井、松江にも行き、山陽道から九州へ、福岡、佐賀、長崎、熊本、中津、宮崎、鹿児島へ。
『高山彦九郎日記』という膨大な日記が残されていて、それを読んだ吉村昭氏は、考え方を改めたと「反権論者高山彦九郎」で記していた(『歴史の影絵』収)。
ここ駅ビル上にある中古書店「ブ」に立ち寄り、買って帰った一冊。めっけもの!
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