京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

昨日までなかった花が咲く

2023年03月24日 | 日々の暮らしの中で
明日から仕事でスイスに行く息子に午後4時半、様子を尋ねるとパッキングしているという返事があった。
もうそろそろいいかなと9時半ごろになって再度の様子うかがいをしてみると、なんとまあ、突然の欠便となるトラブルが発生。
そのやりとりで時間を費やされ、パッキングどころではなかったというではないの。

ブランドの日本総代理店から直接受けた仕事で、長く仕事をしてきた人の依頼もあって決まったというが、チームを率いていく今回。同行者の便にもそれぞれ変更が生じた。なんてことよ! と言っても仕方ないか。

ミュンヘン経由でジュネーブだったのが、フランクフルト→チューリッヒ→ジュネーブに変更。しかも羽田から1時間遅れで昼過ぎのフライトになった。ルフトハンザなので、ストライキでもあったんだろうと言うのだが。
この間際になって、こういうことがあるから本当に困る。
おまけに、「2週間は長すぎて困ってる」と苦笑していた人間に。


平成6(1994)年に天皇皇后陛下がアメリカを訪問されたとき、クリントン大統領は歓迎スピーチで橘曙覧の歌を詠んだということが神一行氏の著書に書かれていた。新たな日米親善を…の思いが込められたのだろう。
   
  たのしみは朝おきいでて昨日まで無かりし花の咲ける見る時

で、わたしも、新しい世界を見てほしい、これからにつながるといいなと、ひとつの飛躍を期待する思いで曙覧の歌を贈った。
「なかなかできない経験だから、なにかを得てきたい」という言葉が残された。

少しでも早く準備を済ませて休んでほしい。無事着きますように・・・。

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2023-03-24 23:34:51
大変なお仕事を控えての航空事情。
あれこれと思い通りに行かないじれったさに悩まされますね。
無事にチームのお仕事が完遂されといいですね。
ご無事なご帰還とお仕事のご成功をお祈り致します。
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チームで Unknownさん (kei)
2023-03-25 10:51:24
Unknownさん、お言葉ありがとうございます。
小さいながらもチームを組んで、協力し合っての2週間でしょうか。
その間には思わぬ出来事も多々あるのでしょうね。
皆が揃えば一人じゃないと心強く思っています。

お言葉に励まされております。ありがとうございました。
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