「三七七八メートルの富士の山と、立派に相対峙し、みじんもゆるがず、なんと言うのか、金剛力草とでも言いたいくらい、けなげにすくっと立っていたあの月見草は、よかった。富士には月見草がよく似合う。」
(太宰治 『富嶽百景』)
すくっと立つ黄色い花、月見草(1.2~1.3m)を富士の前に添えて、イメージを描いてきました。
勘違いと言うのか思い込みだったと言うべきなのか。
先日yattaro-さんのブログ(http://blog.goo.ne.jp/yok1sioka)を通し、新しい気付きがあったのでした。
本当の月見草は、夕べに純白で開花するのだということをです。
さらに、野生化することもなく、ごく僅かに栽培されめったに見られないということ。
黄色の花の仲間は「待宵草」のグループに属し、太宰氏の時代ですと「大待宵草」となるそうな。するとこの部分はどうなるのでしょう。
「月見草」は・・・。
「…富士には大待宵草がよく似合う」では・・・。
意図的なのか、単に彼も思いこみ?勘違い?なのかわかりません。
ここに本来の白い花が咲いている可能性は低いでしょうし、黄色の花が群生していればこそ富士とよく似合って一枚の絵ができそうです。
思わぬ気付きで、少し頭をひねり続けてしまいました、この二日間。
そして「月見草・宵待草」は夏の季語なのでした。
でも、これって...勘違い・思いこみだったのでしょうか。
大きく変わることはないのですね....。では、この二日ほどはどうなるのでしょう。
散歩中に発見 月見草が似合いそう
(太宰治 『富嶽百景』)
すくっと立つ黄色い花、月見草(1.2~1.3m)を富士の前に添えて、イメージを描いてきました。
勘違いと言うのか思い込みだったと言うべきなのか。
先日yattaro-さんのブログ(http://blog.goo.ne.jp/yok1sioka)を通し、新しい気付きがあったのでした。
本当の月見草は、夕べに純白で開花するのだということをです。
さらに、野生化することもなく、ごく僅かに栽培されめったに見られないということ。
黄色の花の仲間は「待宵草」のグループに属し、太宰氏の時代ですと「大待宵草」となるそうな。するとこの部分はどうなるのでしょう。
「月見草」は・・・。
「…富士には大待宵草がよく似合う」では・・・。
意図的なのか、単に彼も思いこみ?勘違い?なのかわかりません。
ここに本来の白い花が咲いている可能性は低いでしょうし、黄色の花が群生していればこそ富士とよく似合って一枚の絵ができそうです。
思わぬ気付きで、少し頭をひねり続けてしまいました、この二日間。
そして「月見草・宵待草」は夏の季語なのでした。
でも、これって...勘違い・思いこみだったのでしょうか。
大きく変わることはないのですね....。では、この二日ほどはどうなるのでしょう。
散歩中に発見 月見草が似合いそう
呼び方は色々あると言うことを知りました。
時代によっても、地方によってもまた違うこともあるようですね。
『富嶽百景』は小説ですか?それとも随筆でしょうか?
keiさんも納得行くまで調査をされて、太宰治に物申す真剣さ?に驚いています。
普段はいい加減な思い付きをブログアップしますが、自分で飲み込めていない部分については、あれこれ出来るだけ調べて正確な情報を流すこともあるんですよ。時々。特に花の名や棲息などは結構調べています。これからもよろしくお付き合い下さいね。
私は花の知識がなく、えっ、ここのはなの色は白なの?ということに衝撃が?走りまして・・・。でも色は黄色のようで、気持ちは落ち着きました。
ここに咲いているのは白い花?ということがまず驚きでした。ちょっとこの一文は頭の片隅にありましたし。
でも案外面白く、頭をひねり、少し変になりましたが、新しいことを知ることができたというものです。今度知人にこの話を持ちかけてみます。
黄色でよかった、で落着です。
宵待草と月見草は私の中ではイコールでした。
黄色で群生してよく浜辺に咲く花...。
これが月見草~~そして宵待草のイメージでした。
宵待草は白なんですね..。
初めて知りました。
「本当の月見草は白」という解説です。
私も月見草も宵待草もおなじと思っていたものですから、戸惑います。
「本当の月見草」とは違う、「黄色の花のグループ」に属すのが、宵待草。
こうなりますと?
keiさんのおっしゃる通りです。
宵待草は黄色で、私が月見草とばかり思い込んでいた
花でした。解決しました。
さて月見草は、まったくイメージが違っててびっくりでした。
私の書く小説の中に「月見草のような..」
と書いたことがあります。
とんな勘違いでした...。