京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 送り火を見ながら 

2013年08月16日 | 催しごと
 

     (右は東山如意ケ岳の「大文字」  左は松が崎西山の「妙」)


     (右に西賀茂妙見山の「船形」  左には金閣寺裏山の「左大文字」の右側が小さく)

送り火焚く。
8月は「鎮魂の月」と言われるように、戦争犠牲者への祈りに始まり、肉親に限らず有縁無縁…、亡き人に心を寄せながら過ごすことが多い。そんな気持ちも、やはり京都の盆の風物詩「五山の送り火」で一区切りつけることになる。
健康を祈り、楽しく過ごしていくからと父や母に思いを告げた。


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
暑い日が続いています、マーヤンさん (kei)
2013-08-19 15:39:00
何事もなく退院されてよろしかったです。
健康管理に食事への配慮は欠かせませんね。わかっていてもつい食べ過ぎたり、偏りができたりです。
早速に焼肉パーティ、体力もつけなければですよね。

送り火は風物詩となって、気持ちの上で大きく一区切りがつく盆の行事です。
人はどんな思いで見上げているのでしょうね。
特等席のような場所もあれば、建物のすき間から、見つけておいた自分だけの場所からみることもあります。
人それぞれその時その時に、いろいろな思いが去来するのでしょうね。
たくさんの人の、心のどこかに残る風景であればいいのではと思います。
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無事退院出来ました。 (マーヤンです。)
2013-08-19 13:43:13
前日コメント戴きましたのに、何、勘違いしたのかコメント戴いた日のブログを消してしまいました。いろいろ試しても復活出来ませんでした。大変失礼しました。京都の夏のイベント大文字焼きが良く撮れましたね。五山送り火として特に有名な京都では、「大文字焼き」という表現を嫌悪する人が多いようですね。
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一区切りつけて…、ryoさん (kei)
2013-08-18 23:57:22
こんばんは。
今夜はテレビ漬けになってしまって遅くなりました。
月遅れですのでお盆には終戦の時期とも重なり、思うことが多いですね。
毎年、ryoさんのお盆のお迎え準備から拝見しております。
こうして元気でいられるのも何か力を得ているのでしょうか。
まだ当分呼びにはこないでほしいですね。
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送り火 (ryo)
2013-08-18 19:04:10
こんばんは!
送り火は寂しくもあり、毎年感慨深く
思われます。
「頑張って生きているから、天国で
  見守っててくださいね」と話しかけました。
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今に感謝、yattaro-さん (kei)
2013-08-17 17:32:16
小高い場所がこの日のこの時だけ解放されます。
涼しい風が吹き渡り、よい場所で煙の行方など追っていました。
「妙」を眼前に西に「舟形」。身体の向きをぐっと変えて、南南西に「左大文字」が斜面でわずかに見えます。ギリギリおさまっています。
「妙」の右に並ぶ「法」と「鳥居」は見えませんが、楽しみながらお盆のよい締めくくりです。

この世へお迎えし、再びあの世へお帰りいただく、そうした信仰はありませんが、感覚的にはそう思わされますね。
いつになく身近に思います。いつも見守っていてくれるのでしょけど…。
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「何かが…」、菜の花さん (kei)
2013-08-17 17:14:48
「何かが動いている」…。
菜の花さんがそうお感じになるのですから、何かが動いているんですね。
何か不思議な力が働いているような感じを受けられるのでしょうね。
わかるような気がします…。
感じるんですよね…。感じるものですね。

お気持ちが通じ合って、少しでも楽しい日々になるといいですね。

息子は休みがとれずに帰ってはきませんでしたが、昨夜遅くメールが入りました。
大きなプレゼント、期待せず(いえ、大きく期待して)待ってみます。


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戦争体験者…、さんたろうさん (kei)
2013-08-17 17:06:25
お参りにみえてお会いする方々からでも、戦争の話をお聞きすることはほとんどなくなりました。
私は、映画でも戦争のものは見ることがありませんので、知らないでいることは多いです。
ひたすら鎮魂のために祈りをささげる8月15日となりますね。
縁者のもとへ精霊はお帰りになれたでしょうか。
さまよわれる多くの精霊もあったことでしょう。
今、ふと、靖国神社参拝のことが浮かびました…。

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京都を彩る夏の風物詩 (yattaro-)
2013-08-17 16:20:43
7月の京都祇園祭りに次ぐ、夏の夜の一大イベント「五山の送り火」。大文字焼き。
山々を赤く染めて、それはそれは見応えのある京都の夜なのでしょうね。
毎年、実況の如く見せて頂いて、やはり毎年「これでお盆が往くのか・・・」と一つの感慨を。
亡き人に心を寄せながら、今の自分があることを感謝しつつ、やはり行きつくところは『今を楽しく』『今を精一杯生きる』ことになりそうですね。
左大文字、舟形は、両方一度にカメラのファインダーに収まるのですね。
素敵な写真、改めてじっくり拝見です。
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お盆には (菜の花)
2013-08-17 10:09:18
京都の伝統行事「五山送り火」には大勢の人の祈りと、京都の人にとっては特別な思いもあるのでしょうね。

このお盆の間に、岐阜に住む夫の姉二人から突然の電話と手紙が届き初めてのことでびっくりしました。

わが家では息子が自ら墓参りを申し出てお参りしてくれたりいつもと違うお盆に、何かが動いている・・・身の引き締まる思いがしています。こうして夏から秋へ季節は巡るのですね。
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五山の送り火 (さんたろう)
2013-08-17 08:53:41
 五山の送り火の写真を、Keiさんの「8月は鎮魂の月」の言葉に思いを込めて見せていただきました。
 
 私は父や母やご先祖様への思いもさることながら、私はもう残り少なくなった戦争体験者の一人ですので68年前の昔を思わないではいられません。

 命じられた出撃の前の夜、皆目をぎらぎらさせて鬼のような形相で空を見つめていた20歳前後の若者が、出撃の日には皆明るい笑顔を見せて「恋人を守るために、妻や子を守るために、父や母を守るために・・・」の思いを心に秘めて飛び立っていった特攻隊員の姿・・

 サイパンや硫黄島や南の島々で「生きて虜囚の辱めをうけず」の戦陣訓の教えを信じて散って逝った何万人もの人たち・・

 ガタルカナルやニューギニアやレイテ島で南のジャングルの中に敗残兵として取り残され極限の飢えの中で、猿の肉と称して・・・食べた人もといわれる凄惨な状況の中で飢えに倒れて逝った人たち・・

 私はその人たちのことをを思い心を込めて祈らないではいられない8月15日です。
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