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知人に便りを出そうと思い、便せん・葉書を買いに鳩居堂へと出向いた。
季節のものが探せてお気に入りの店の一つ。
店内の展示コーナーでは、香炉の上に伏籠(ふせご)をかぶせて、その上に衣を打ち掛けてある。
香が薫きしめられた衣を身につけた王朝人、こんな春の気配すら感じる日はどこへと通ったのだろう。誰を待ったのだろう……。
うちにほうふせごのしたのうづみ火に
春の心やまづかよふらん
藤原定歌
伏籠の下の香呂・うづみ火に、春のあたたかさ、ふと、ほのかに漂ういい香りを感じ取る。
今春中学校を卒業する5番目の娘を持つ知人に向けて、香りをたきしめて封書にした。どことなく楽しい気持ちに、甘い香りを添えて、ちょっとした遊び心。届いてほしい。
実質このひと月がもっとも寒い時期だが、日脚も伸びている。
睦月から如月へ……春を待つ。
姫の声がない。“お友達”と枕を並べていることだろう。
雨音だけが聞こえるような静かな夜。ちょっぴり、「ほっ!」
(展示物ではありません。香炉と伏籠)
季節のものが探せてお気に入りの店の一つ。
店内の展示コーナーでは、香炉の上に伏籠(ふせご)をかぶせて、その上に衣を打ち掛けてある。
香が薫きしめられた衣を身につけた王朝人、こんな春の気配すら感じる日はどこへと通ったのだろう。誰を待ったのだろう……。
うちにほうふせごのしたのうづみ火に
春の心やまづかよふらん
藤原定歌
伏籠の下の香呂・うづみ火に、春のあたたかさ、ふと、ほのかに漂ういい香りを感じ取る。
今春中学校を卒業する5番目の娘を持つ知人に向けて、香りをたきしめて封書にした。どことなく楽しい気持ちに、甘い香りを添えて、ちょっとした遊び心。届いてほしい。
実質このひと月がもっとも寒い時期だが、日脚も伸びている。
睦月から如月へ……春を待つ。
姫の声がない。“お友達”と枕を並べていることだろう。
雨音だけが聞こえるような静かな夜。ちょっぴり、「ほっ!」
(展示物ではありません。香炉と伏籠)
追風で思い出した!若いころ瀋陽で、宮中の女官の衣装を身につけた女性と廊下ですれ違った際、追風の様な何とも言えない香りを感じた事がありました。夢の中の出来事の様な、デジャヴのような不思議な感覚が襲ってきたので一瞬人間かどうか疑った程でした。振り返るとその人はもういませんでした^^;;;;;;
PS:お化けとか、苦手です^^;基本的に非暴力主義ですが、そもそも殴る事が物理的に無理な奴はずるいと思っています。怖いんじゃなくて苦手なだけですよ!ほんとに!勝ち負けはその時の私の頑張り次第な訳で、負けてもそれは実力な訳で・・・要するに殴れない(理不尽な)相手は嫌なんです。そしてもう一つ!
私は決して一人ではホラーは観ません!(キッパリ!)
香をたきしめ、身につけて行く場所は...
いとしい方のもとでしょうか...。
心から昔の優雅さ、見事に時間を使いますね...。
今の様に、香水ばらまくのとわけが違います。
ゆったりとした落ち着きと風情を感じますね
お手紙から、そんな香りがするなんてすてきですね。
如月....すきな月です。寒さのなかにも春を待つ
ちょっとみじかい月..。
「ほっとする自分だけのの時間」
に浸っておられkeiさん。お香をたいたり、お手紙を書いたり、はるか昔(鎌倉?)の公家の雅に想いを馳せたり・・・・・
お休み前のひとときでしょうか。
「われに返る時間」常に忙しいから貴重なんでしょうね。
香を焚きしめた“甘い香りを添えて、ちょっとした遊び心”の春待つ便りなど届いたら、天にも登る心地こそすれ…となるのでしょうか。
「うちにほうふせごのしたのうづみ火に……」友への便りをしたためるにあたって、実際に手作りの伏籠で便せんに香りを移す……やりますねー。
「うづみ火に 足さしくべて臥せれども こよいの寒さ 腹にとほりぬ」 などと混ぜっ返しては失礼ですが、この寒さのきさらぎに向かっていよいよ出発です。どんな珍道中になるのやら……
keiさんの、3歳児のいない束の間、「ちょっぴり ほっ 」が痛いほど納得です。
衣桁を近づけて香りをつけようとしていたことがあります。やはり思うようにはいきませんでした。種を明かすとゲンナリですが、今回深めの金網のざるをかぶせて、その上に便箋を。たっぷり時間をかけて試してみました。何でもやってみると面白いですね。
「そうやれば良かったのかあ~」
「次から真似」ねー、
「心豊か」ねー
なんとも不思議、というか愉快というべきなのか楽しいとも言えるし… いつもちょっとばかりの笑いを感じてしまっています。
香りを愛し、「追風」をフムフムと納得しているご様子に、「修学旅行の思い出」時代は重ねずらいですし
、そこに“今”、語られる文章に想像するお顔も加わり、毎日面食らいながら、その一つ一つを組み合わせていっています。
「つぶすぞー」と息巻くああいう輩も嫌ですね。
ホラーなどはそもそも私は見ません。夜一人で歩けなくなったら困ります。
鳩居堂で見て帰り、試してみたくなりました。
いろいろやってみると、次のアイディアがふとわくもので、自己流に遊んでしまいます。
自分の香り、お気に入りの香りをさり気なく…
せめてたまには優雅に、気持ちだけでも、過ごしたいものです。
匂い袋の活用などはありますが、便せんに香りを移してみたくなりました。
たっぷり時間をかけて、それでも開封時はどうなんでしょうか。ほんのりとでも残ってくれていれば嬉しいのですが。
空蝉脱ぎ捨てっていった衣に残り香を…
あの当たりの描写も好きですわ~
なんだー、と笑われそうです。
てっとり早く「考案」するのが、ひと手間足りない悪い癖、です。
どうあがいても寒いのは寒い、でした。
気持ちは絶対にあったかくなりますよ。
京都通過時間をお知らせいただけましたら、「お見送り」に手でも降らせていただけましたものを。なんて…
3人で、素敵ですね。
楽しみにしていらした分、きっちり楽しんでいらしてくださ~い。
【ひとりごと】
お土産って何だろな… 報告だけじゃなあ~