Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

スウェーデン料理 「ストックホルム」

2008-06-08 00:08:09 | 食べ歩き
大昔、六本木にスウェーデン・センターというのがあって、その中に「ストックホルム」という、おそらくその当時は日本で唯一のスウェーデン料理屋があった。
まだ若かった私と友人達にはちょっと高くて何回も行けなかったが、おいしかったのでこの店がスウェーデン・センターと共になくなってしまった時には残念だった。

その 「ストックホルム」 が実は赤坂見附に移転していたのを発見したのはごく最近のこと。
レストラン ストックホルム スウェーデン料理スモーガスボード専門店です。
一緒に行った友人の曰く、「この店に来るの、四半世紀ぶりじゃない?」うげげ。

店は見附の交差点に面した赤坂東急プラザの1階にあるが、どっしりしたドアの中は見えず、知らなければ入りにくい。
昔の店に比べるとずいぶんこじんまりした感じだが、真ん中にスモーガスボードのテーブルが待っているのは同じだ。


友人はスウェーデン・ビール、自分はエルダーベリーフラワーのジュースで乾杯をして、さあ、お料理をいただきましょう。
 一皿目は全部ニシン。それぞれ何のソースだか説明もないけど(聞けば多分教えてくれる)、どれもみんなおいしい。個人的には一番あっさりした酢漬けが好きかな。
 二皿目も冷たい前菜。スモークサーモンやタラの燻製は定番。それより豆がおいしかったりする。
 まだ前菜いきます。ゆでたサーモンもチキンもしっとりして、予想以上のおいしさ。しかしこの皿で一番おいしかったのは実はビーツ。甘酢漬けなのだがナツメグ(多分)がしっかりきいたはじめての味。はまる。
 四皿目でやっと温かい料理。おなじみミートボールやエビ、ポーク・カツレツ、どれもおいしいがもうお腹一杯。
 と言いつつ、チーズやデザートまでしっかり食べる。タルトは素朴な味、チョコレート・ムースは濃厚すぎてとても食べきれない。

昔おいしいと思った店、久しぶりに食べてがっかりしたらいやだなと思っていたが、そんな懸念はいらなかった。むしろニシンのような地味な料理は今の方がおいしさがわかるかもしれない。それぞれの料理に添えられたソースもどれも手抜きがなくて、クネッケやライ麦パンもおいしい。もっと早く再訪すればよかった。

場所柄か客の平均年齢はかなり高くて、その分落ち着いて食事ができる。
これも場所柄、ディナーの料金が平日は6000円、土曜日は4000円と2000円も安い。

この次は土曜日に来ようね、と約束して店を出た。


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コメント (10)
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