5月11日
朝、死海のリゾートを離れ、アンマン市外をかすめて空港へ。
場内に入ると大変な人の列、そんな中「こっちに来て」とやけににこやかなお姉さんのそばへ寄ってみると、待ち時間を短縮できるVIPサービスだという。20ディナール(約3000円)は高いと思ったが、ディナールはあまっているし、延々並ぶのはいやだと連れが言うので使ってみることにする。
と、若い兄ちゃんが荷物をつかみ、「どいてどいて」と並んでいる人の脇からどんどん横入り。荷物検査も、チェックインも、出国審査もこの調子で入って、確かに早く済んだけど、う~ん、これでいいのか。高い割に現地の人も結構使っていたりして、最後にアラブらしさを満喫。
アンマンからドバイまでは3時間のフライト。午後3時に着いたが、関空行きの出発は午前2時半で、時間はたっぷりある。そこで半日のドバイ観光に出る。
と言っても外気温は42度。外をふらふらするわけにも行かないので、まずはドバイ博物館へ。
18世紀に作られた要塞を利用したこの博物館、小さいがなかなか良く工夫されていて、ドバイの歴史を紹介したビデオもうまくまとまっている。
奥に入ると昔の生活を人形を使って再現しているのだが、この人形が良くできていて人間と間違えそう。
ダウ船の模型は半分だけ作って、残り半分は鏡になっている。頭いい!
予想外に楽しめた涼しい博物館を出て、夕方の町へ出る。
博物館の向かいはグランド・モスク、その裏にはヒンドゥー教寺院があって、いきなりインドの香り。
この狭い道を通り抜けると布地屋の並ぶオールド・スーク。
ここは今や中国人の縄張りのようだ。
ここからモスクの前を引き返して、今度はバスタキヤ地区という一角に行って見る。この地域の古い住居が残されていると言うので行ってみたのだが、
人の姿がまったくなく、まるでクノップフの死の町みたい。
この一角、ウィンドタワーという自然の換気システムを備えた住居を確かに保存しているのだが、修復しすぎてどの家も真新しく見え、しかも内部はオフィスやギャラリーになっていて一般の家族は住んでいない。生活の匂いのしない住居は映画のセットと同じで、まったく魅力がないのだ。
がっかりしつつ、クリークを渡るアブラ乗り場へ。
いまだ猫もへばる暑さだが
船の上は気持ちいい~。
あっという間に対岸についてしまうのがまったくもったいない。
船の着いた先は東京の新宿か秋葉原のような所。
インパキ系、中国系、東南アジア系、といろいろな人種が行きかい、どこの国にいるのか分からなくなる。
しかしクリークの向こうを望めば世界一高いビルを建設中。巨大なロケットの打ち上げ台のように見える。
再びクリークを渡って、次はこの国自慢のショッピングモールの一つに行く。
カフェのフィリピン人のお姉さんにすすめられたので、モール・オブ・ザ・エミレーツへ。
巨大なモールの屋根の下ではメキシコ人バンドがマリヤッチを演奏中だし、
屋内ゲレンデでは子ども達がダウンを着てスキーをしている。
シュールだ。
ここで食事を終え、空港に戻ってもまだ時間がたんまりある。
最後は空港ホテルのサウナで汗を流してゆっくり。
トランジットでも使えるこのホテルのプールとサウナはいつも空いていて穴場なのだ。
半日でも結構遊べるドバイだが、やっぱりヨルダンがよかった。
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朝、死海のリゾートを離れ、アンマン市外をかすめて空港へ。
場内に入ると大変な人の列、そんな中「こっちに来て」とやけににこやかなお姉さんのそばへ寄ってみると、待ち時間を短縮できるVIPサービスだという。20ディナール(約3000円)は高いと思ったが、ディナールはあまっているし、延々並ぶのはいやだと連れが言うので使ってみることにする。
と、若い兄ちゃんが荷物をつかみ、「どいてどいて」と並んでいる人の脇からどんどん横入り。荷物検査も、チェックインも、出国審査もこの調子で入って、確かに早く済んだけど、う~ん、これでいいのか。高い割に現地の人も結構使っていたりして、最後にアラブらしさを満喫。
アンマンからドバイまでは3時間のフライト。午後3時に着いたが、関空行きの出発は午前2時半で、時間はたっぷりある。そこで半日のドバイ観光に出る。
と言っても外気温は42度。外をふらふらするわけにも行かないので、まずはドバイ博物館へ。
18世紀に作られた要塞を利用したこの博物館、小さいがなかなか良く工夫されていて、ドバイの歴史を紹介したビデオもうまくまとまっている。
奥に入ると昔の生活を人形を使って再現しているのだが、この人形が良くできていて人間と間違えそう。
ダウ船の模型は半分だけ作って、残り半分は鏡になっている。頭いい!
予想外に楽しめた涼しい博物館を出て、夕方の町へ出る。
博物館の向かいはグランド・モスク、その裏にはヒンドゥー教寺院があって、いきなりインドの香り。
この狭い道を通り抜けると布地屋の並ぶオールド・スーク。
ここは今や中国人の縄張りのようだ。
ここからモスクの前を引き返して、今度はバスタキヤ地区という一角に行って見る。この地域の古い住居が残されていると言うので行ってみたのだが、
人の姿がまったくなく、まるでクノップフの死の町みたい。
この一角、ウィンドタワーという自然の換気システムを備えた住居を確かに保存しているのだが、修復しすぎてどの家も真新しく見え、しかも内部はオフィスやギャラリーになっていて一般の家族は住んでいない。生活の匂いのしない住居は映画のセットと同じで、まったく魅力がないのだ。
がっかりしつつ、クリークを渡るアブラ乗り場へ。
いまだ猫もへばる暑さだが
船の上は気持ちいい~。
あっという間に対岸についてしまうのがまったくもったいない。
船の着いた先は東京の新宿か秋葉原のような所。
インパキ系、中国系、東南アジア系、といろいろな人種が行きかい、どこの国にいるのか分からなくなる。
しかしクリークの向こうを望めば世界一高いビルを建設中。巨大なロケットの打ち上げ台のように見える。
再びクリークを渡って、次はこの国自慢のショッピングモールの一つに行く。
カフェのフィリピン人のお姉さんにすすめられたので、モール・オブ・ザ・エミレーツへ。
巨大なモールの屋根の下ではメキシコ人バンドがマリヤッチを演奏中だし、
屋内ゲレンデでは子ども達がダウンを着てスキーをしている。
シュールだ。
ここで食事を終え、空港に戻ってもまだ時間がたんまりある。
最後は空港ホテルのサウナで汗を流してゆっくり。
トランジットでも使えるこのホテルのプールとサウナはいつも空いていて穴場なのだ。
半日でも結構遊べるドバイだが、やっぱりヨルダンがよかった。
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