Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ミシュラン二つ星 「青山 えさき」

2008-06-26 01:20:49 | 食べ歩き
久しぶりにちゃんとした和食をいただきに、外苑前の「えさき」へ。
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 キラー通りから脇に入り、さらに地下に降りた所。こじんまりしたお店の中は意外なほど明るい。

窓際のテーブル席に落ち着いて、さあ、いただきましょう。
 まずはイカ、ホッキ貝、アスパラガスにオレンジを合わせた料理。フルーツを使っているので、和食と言うよりイタリアンみたい。
 鮎2尾を使ったと言うスープは中に切り身も隠れている。わたの苦味もあって濃厚でおいし~。こちらは生クリームも使っているようで、やはり和食と言うよりフレンチみたい。
 お造りはシマアジとカレイ。こりこり。
 4品目は野菜尽くし。蒸した月山筍、たまねぎにカブ。皮のままのヤングコーンは中のひげも食べてください、と言う。これがちょっと噛み切りづらいけど甘い。とうもろこしのひげなんて初めて食べた。
 肉厚のウニの中に野菜のジュレと黒米の入った一品。青森産というウニは馬糞ウニに比べるとあっさりしているが、ジュレとお米と一緒に食べるとすごくおいしい。ウニじゃなくて「料理」をいただく。
 お食事はとうもろこしご飯。ご飯にかなりしっかり味がついていて、連れと同時に「おにぎりにして食べたい!」お味噌汁がキャベツというのもなんだかいい。
  
最近の和食はデザートにも凝った所が多くてうれしい。この日のチョイスは小豆の乗ったカスタードか、十一穀入りブラマンジェ。特別に両方いただいちゃったが、どちらも甘さ控えめでおいしい。

メニューを見たときはメインが野菜だけなので物足りなそうと思ったが、食べ終えてみれば一番印象に残ったのは野菜だった。
純和食ではなく、イタリアンやフレンチ入ったところもミシュランに受けたのだろうと思うが、日本人にもちゃんとおいしい。

とても満足して店を出たが、惜しむらくは例えば京都の店などに比べるとコストパフォーマンスの点でやや劣るような気がする。場所柄、仕方がないのだろうか。

なにはともあれ、ご馳走様でした。


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コメント (7)
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