Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ヨルダン縦断12 ペトラから死海へ

2008-06-18 01:26:05 | 中近東/北アフリカ
5月9日

旅も終盤、娑婆への帰還に備えてペースを落とし、午前中はホテルのプールサイドでのんびりする。
 昼間のホテルはみんな遺跡の観光に出てしまっているので閑散。日差しは強いが日陰では肌寒いくらいのここではプールに入る人もいない。

午後になってから手配した車に乗って死海へ向かう。
 高地から海面下300メートルの死海まで、ぐんぐん降りて行く。

下界に下りるとそこはイスラエルとの国境地帯。ヨルダンで初めて、しかも何度も検問に会う。関係の一番いいヨルダンでさえこうなのか、と改めてこのエリアの厳しさを認識。マシンガンまで抱えた警備は厳重だが、日本パスポートは表紙を見せただけでOK。お人よしと言われようがなんだろうが、やっぱり日本人でよかった。

 湖岸に達すると、青々とした死海の水際には塩が固まっているのが見える。
 金曜日のこの日はお休みなのでパブリックビーチには地元の人も大勢来ている。

ペトラから3時間弱で死海のほとりのモーベンピック・リゾートに到着。
 
広々としたロビーの本館を出て庭に並ぶ石造り風の部屋へ向かう。

最初に渡された鍵のドアを開けると、そこには下着姿のおっさんがいてお互いびっくり。フロントの手違いだったのだが、マネージャーはともかく、フロント係はあやまらない。ヨルダン人はサービス業にはあまり向いていない。

しかしおかげでちょっぴり広い部屋をもらえたらしい。
 
 死海に面してはいないがベランダも付いている。

一息入れた所で広いホテルの敷地を探索。
  
庭を抜け、プールの脇を通り過ぎて、かわいいケーブルカーで下に下りるとプライベートビーチに出る。
湖面にたくさんの人がアヒルのように浮かんでいるのを確認して、お楽しみは明日にとっておく。

 
ヨルダン川西岸に沈む夕日を眺めて、本日は終了。


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コメント (2)
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