Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

渋谷でアフリカ料理 「ロス・バルバドス」

2013-09-24 19:57:51 | 食べ歩き
渋谷に飲食店は無数にあるが、おいしいところにはなかなか当たらない。

人生も残り少なくなってきて、さらには余計なカロリーは腹回りの脂肪になるだけとなると、はずれ店に入ってしまった時の悔しさは大きい。
カウントダウンに入っている食事、どうせならおいしいものを脂肪に変えたいのだ。

というわけで先日渋谷で映画、美術展のはしごをした後、食事はどこでしようかと考えた。
できたらちょっと珍しいものを、と検索して選んだのは 「ロス・バルバドス」

センター街のずーっと奥、東急本店の近くだけれど薄暗い一角、さらに雑居ビルの一番奥に店はあった。
 表から見るとまるっきりバー。
入ってみると本当に小さな店で、厨房を囲むカウンターに8人座ったらギチギチだ。

カウンターにはいろいろ珍しいお酒も並んでいるようだが、飲めない自分には無関係。
食べ物は黒板に書きだされているが、びっくりするほどメニューが多く、その半分はベジタリアン・メニュー、半分は肉や魚を使ったメニュー。
そしてどのメニューもアラブやらカメルーンやらセネガルやら、珍しい料理がいっぱい。
店名は「バルバドス」だが、カリブや南米の料理は少なく、中東、アフリカが得意なようだ。

カウンターの中にいる、てきぱきとしてとても感じのいい女性にまずミントティーをお願いし、さて何を注文しようか。
ファラフェル、キッベ、野菜とピタパンのセットにも惹かれるが、知っているものより珍しいものがいい。
「レユニオンのルガイユ」とはなんだろう?

「野菜がいっぱいの煮込みです。ちょっとピリ辛ですが、別添えの辛いソースで調整できます」というのでそれを注文。
レユニオンとはカリブだったか、アフリカだったか、とさだかにわからないが聞きもせず、まあいいや。
(後で調べたらレユニオンはマダガスカルの沖にあるフランスの海外県だった)

そして待つことしばし、出てきたのがこちら。
 上はクスクス、真ん中が野菜が何種類も入った煮込み。別皿のレンズ豆を自分で加えて、辛いのが好きなら赤いソースを入れろとのこと。

早速煮込みをクスクスにかけて食べてみると、野菜の甘みにスパイシーなソース。とてもおいしいがピリ辛というよりはこれだけでもかなり辛い。
赤いソースの方をなめてみると、こちらはフレッシュトマトにたまねぎと唐辛子のようで、こちらはもっと辛い。あまり辛いのが得意ではない自分としてはとても入れられないが、このフレッシュなのを入れたら煮込みがもっとおいしくなるだろうことはわかる。

煮込みにはお肉(鶏?)も入っていたはずだが、野菜のインパクトがずっと大きい。
ソースが辛いのでなすやらズッキーニを拾ってクスクスと混ぜて食べるが、クスクスはおなかの中で膨れるのでものすごく満腹になる。

ルガイユはちょっと自分には辛すぎたが、おいしいし、ほかにも食べてみたい料理がいっぱい。
ここは友人を誘ってまた来よう。
ただし狭い店だし、常連さんが多いようなので、夕方は早く来た方がいいようだ。

渋谷でも探せばいい店もあるのね。


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コメント (5)
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