8月11日
夜はいささか寝苦しかったカライクムも朝の気温は22℃ほどでさわやか。
朝食の用意ができるまで村をちょっと散歩してみる。
宿の前の道をちょっと行くとT字路。人がたむろっているのはホルグ行きの車を待っているのだろう。橋の下を流れる川はパンジ川にそそぐ。
カライクム銀座を歩きちょっと路地に入ると柔道場を発見。こんなところにまで普及しているとは、大したものだ。
今日も一日パミールの中心の町ホルグまで、アフガニスタンとの国境をパンジ川に沿って240キロ走る。
川幅は狭くなったり
広くなったり。川の流れが緩やかなところには見張り塔があるが、ほとんどのところでは急流なので長い国境線をすべて監視しているわけではなさそうだ。
対岸はほとんど灰色の岩山が続く景色。それだけにその間に点在する緑の村がまさにオアシスのよう。
川幅の狭いところではコンデジでも望遠で家の様子が見え、人の姿も見える。
例の青いブルカをかぶったお母さんたちも見えるが、村の中では背中にたらしている。
川辺には遊んでいる子供たちや、水浴びをする親子の姿も見え、こちらから眺める限りは平和な田舎の村の風景だ。
途中にはロバで移動する人の姿も見えて、く~、やっぱりアフガニスタン、行きたい!
タジキスタン側では途中の小川で水浴びをしている子供たちに出くわした。
バシャバシャ泳いで、体が冷えたら熱い砂の上に寝転んで気持ちよさそう。
でもちょっと育つとやっぱりこうなる。
しばらく行くと一台の車の調子が悪くなり、修理のために止まってしまった。
周りには牛と羊しかいないようなところだが、しばらくすると子供が寄ってきた。
これ幸いと捕まえて、またアポなし家庭訪問を依頼する添乗員。
子供について行くと庭先でお母さんが働いていた。
大きな石で粉にしているのはアンズの種。これにミルクを加えたお粥を朝食に食べるとか。
アンズの種はラダックなどでもそのまま食べたり、油を採ったりしていたが、こんな風に粉にするのは初めて見た。やってみると石は重くて、これは重労働。
さらに図々しくお願いすると、ためらいもなく家の中にまで招き入れてくださる。
外からは特徴もなく見える家だが内部はパミール様式。
2本の柱をくぐって部屋に入ると四方がちょうど腰かけられるぐらいの高さの段になっていて、天井は真ん中に明り取りの穴の開いた独特の形状。ラテルネンデッケといってチベット文化圏でも見かけるもの。
床や壁には絨毯が敷き詰められ、そこに布を敷いてパンやお菓子、お茶を出してくださる。
家族構成のことやら、暮らし向きのことやら散々伺って、さあそれではお暇しましょう、と腰を上げると
お父さんが庭のリンゴを落とし、さらに干してあった桑の実まで袋に入れて持っていきなさいとおっしゃる。
「こんなにたくさん、結構ですよ」「いいのよ、いいのよ、みんなで食べてちょうだい」というガイドとお母さんのやり取りが日本の田舎みたい。
本当に突然おしかけたのに温かくもてなしてくださったパミールのホスピタリティーに感謝。
ホルグの宿に到着したのは17時半。
本日のパミール・ロッジは貸し切りのようで、くじ引きをしたらベッドが3つもある部屋を一人で使うことになった。
ただしこの宿、町の中心からはすごく遠くて
まわりにはサッカー場と放牧地しかなかった。
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夜はいささか寝苦しかったカライクムも朝の気温は22℃ほどでさわやか。
朝食の用意ができるまで村をちょっと散歩してみる。
宿の前の道をちょっと行くとT字路。人がたむろっているのはホルグ行きの車を待っているのだろう。橋の下を流れる川はパンジ川にそそぐ。
カライクム銀座を歩きちょっと路地に入ると柔道場を発見。こんなところにまで普及しているとは、大したものだ。
今日も一日パミールの中心の町ホルグまで、アフガニスタンとの国境をパンジ川に沿って240キロ走る。
川幅は狭くなったり
広くなったり。川の流れが緩やかなところには見張り塔があるが、ほとんどのところでは急流なので長い国境線をすべて監視しているわけではなさそうだ。
対岸はほとんど灰色の岩山が続く景色。それだけにその間に点在する緑の村がまさにオアシスのよう。
川幅の狭いところではコンデジでも望遠で家の様子が見え、人の姿も見える。
例の青いブルカをかぶったお母さんたちも見えるが、村の中では背中にたらしている。
川辺には遊んでいる子供たちや、水浴びをする親子の姿も見え、こちらから眺める限りは平和な田舎の村の風景だ。
途中にはロバで移動する人の姿も見えて、く~、やっぱりアフガニスタン、行きたい!
タジキスタン側では途中の小川で水浴びをしている子供たちに出くわした。
バシャバシャ泳いで、体が冷えたら熱い砂の上に寝転んで気持ちよさそう。
でもちょっと育つとやっぱりこうなる。
しばらく行くと一台の車の調子が悪くなり、修理のために止まってしまった。
周りには牛と羊しかいないようなところだが、しばらくすると子供が寄ってきた。
これ幸いと捕まえて、またアポなし家庭訪問を依頼する添乗員。
子供について行くと庭先でお母さんが働いていた。
大きな石で粉にしているのはアンズの種。これにミルクを加えたお粥を朝食に食べるとか。
アンズの種はラダックなどでもそのまま食べたり、油を採ったりしていたが、こんな風に粉にするのは初めて見た。やってみると石は重くて、これは重労働。
さらに図々しくお願いすると、ためらいもなく家の中にまで招き入れてくださる。
外からは特徴もなく見える家だが内部はパミール様式。
2本の柱をくぐって部屋に入ると四方がちょうど腰かけられるぐらいの高さの段になっていて、天井は真ん中に明り取りの穴の開いた独特の形状。ラテルネンデッケといってチベット文化圏でも見かけるもの。
床や壁には絨毯が敷き詰められ、そこに布を敷いてパンやお菓子、お茶を出してくださる。
家族構成のことやら、暮らし向きのことやら散々伺って、さあそれではお暇しましょう、と腰を上げると
お父さんが庭のリンゴを落とし、さらに干してあった桑の実まで袋に入れて持っていきなさいとおっしゃる。
「こんなにたくさん、結構ですよ」「いいのよ、いいのよ、みんなで食べてちょうだい」というガイドとお母さんのやり取りが日本の田舎みたい。
本当に突然おしかけたのに温かくもてなしてくださったパミールのホスピタリティーに感謝。
ホルグの宿に到着したのは17時半。
本日のパミール・ロッジは貸し切りのようで、くじ引きをしたらベッドが3つもある部屋を一人で使うことになった。
ただしこの宿、町の中心からはすごく遠くて
まわりにはサッカー場と放牧地しかなかった。
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