6月27日
ふけの湯からのバスは田沢湖行き、目指す鹿角花輪へは途中のアスピーテ入口というバス停で乗り換えなければならない。
しかし宿の人に聞くとバス停の周りには何もないと言う。
そこで乗り換え地を通り過ぎて玉川温泉まで行き、50分の乗り換え時間で田沢湖発鹿角花輪行きのバスに乗ることにした。
雨の中を走ること35分で有名な玉川温泉に到着。
さすがに宿泊棟から食堂、売店といくつもの大きな建物が並ぶ。
時間はあまりないけれど、まずは車窓から見えた噴煙の上がる景色を見ようと自然研究路へ。
周りには強烈な硫黄のにおいが立ち込め、道の脇には湯畑。
ぼこぼこと温泉の湧き出る大噴は玉川温泉の源泉、北投石は台湾の北投とここにしかないラジウムを含む石だそうで
さらに先へ進むとオンドル小屋があって、ゴザを小脇に抱えた湯治客と何人もすれ違う。
これを見たらやっぱり温泉に入らずには帰れない、と急いで大浴場へ。
たくさんのお客さんで大にぎわいだが、浴槽がいくつも並ぶ浴室は広くて、ぬるめに調節されたPh1.2の強酸性のお湯は源泉50%でも傷に染みる。
箱蒸しも気持ちよさそうだし、この温泉に10分しか入れなかったとは残念無念。
ここはそのうち泊まりに来ねば。
後ろ髪引かれつつ時間通りに来たバスに乗って1時間10分で鹿角花輪駅へ。
列車の時間まで1時間あるので、かなり寂しい駅前だけれど昼食を求めてうろうろ。
見つけた居酒屋にあったのは納豆味噌ラーメン。
納豆は細かく刻まれているので納豆汁を思えばなるほど違和感はない。ニンニクも効いたパンチのあるスープに中太の麺が合って、おかげで体が温まった。
食後のデザートにはすぐ隣にあった大きなお菓子屋さんのこちら。
「けいらん」は鹿角の名物で、クルミ入りの漉し餡を包んだ白玉餅。ただし餡には胡椒が入り、しかもこれを澄まし汁に入れることもあるのだとか。「お口に合うかどうか」と心配してくださったお菓子屋さんの上品な女将さんによると、お葬式などで人が集まる時に出されたものなのだそうだ。確かに甘い餡の中から胡椒がピリリと効いて、今までに食べたことのないお菓子。
鹿角花輪からは花輪線に乗車。
途中の十和田南駅は珍しいスイッチバックの駅なので、ホームの先でレールが行き止まりになっている。
乗車55分で終点の大舘駅に到着。
ここはこの1月にも来たばかりだが
駅の中も
外も秋田犬だらけ。
というわけで次の列車までの1時間で秋田犬会館と言うところに行くことにした。
駅前からタクシーに乗って10分ほど。
ここは秋田犬保存会の建物で、3階に秋田犬博物室がある。
途中に貼られたポスターのかわいさにノックアウトされつつ階段を上がり、入口で100円を払って中へ。
元々マタギの伴侶であったことを示すやけにかわいい模型やら
大館出身のスター、ハチ公の写真やらある中に
アルバムまであったのは秋田犬と戯れるプーチンの姿。なんでも3年前に一匹、大統領に献上されたそうで、大型犬の好きそうな大統領に気に入られたらしい。
それにしても今年はなぜかプーチンによく遭遇する。ファンでもなんでもないのに。
一通り秋田犬の勉強をして一階に戻り、建物の脇に回ると
ケージの中にいるのは御年2歳の色白美人の夏子ちゃん。
遊んでほしそうに寄ってくるので鼻づらをなでてやるとこのお顔。かわいい
乗ったタクシーの女性運転手さんによると大館市にはさすがに秋田犬を飼っているお家が多いそうだが、近くで見れば実感できる通りかなり大きいので散歩などは飼い主が引きずられるほどとか。餌も大変そうだが、やっぱり賢そうでいいなあ。
それにしてもこのために往復2000円かけるとは、我々も物好きだ。
←人気ブログランキングへ一票、お願いします。
ふけの湯からのバスは田沢湖行き、目指す鹿角花輪へは途中のアスピーテ入口というバス停で乗り換えなければならない。
しかし宿の人に聞くとバス停の周りには何もないと言う。
そこで乗り換え地を通り過ぎて玉川温泉まで行き、50分の乗り換え時間で田沢湖発鹿角花輪行きのバスに乗ることにした。
雨の中を走ること35分で有名な玉川温泉に到着。
さすがに宿泊棟から食堂、売店といくつもの大きな建物が並ぶ。
時間はあまりないけれど、まずは車窓から見えた噴煙の上がる景色を見ようと自然研究路へ。
周りには強烈な硫黄のにおいが立ち込め、道の脇には湯畑。
ぼこぼこと温泉の湧き出る大噴は玉川温泉の源泉、北投石は台湾の北投とここにしかないラジウムを含む石だそうで
さらに先へ進むとオンドル小屋があって、ゴザを小脇に抱えた湯治客と何人もすれ違う。
これを見たらやっぱり温泉に入らずには帰れない、と急いで大浴場へ。
たくさんのお客さんで大にぎわいだが、浴槽がいくつも並ぶ浴室は広くて、ぬるめに調節されたPh1.2の強酸性のお湯は源泉50%でも傷に染みる。
箱蒸しも気持ちよさそうだし、この温泉に10分しか入れなかったとは残念無念。
ここはそのうち泊まりに来ねば。
後ろ髪引かれつつ時間通りに来たバスに乗って1時間10分で鹿角花輪駅へ。
列車の時間まで1時間あるので、かなり寂しい駅前だけれど昼食を求めてうろうろ。
見つけた居酒屋にあったのは納豆味噌ラーメン。
納豆は細かく刻まれているので納豆汁を思えばなるほど違和感はない。ニンニクも効いたパンチのあるスープに中太の麺が合って、おかげで体が温まった。
食後のデザートにはすぐ隣にあった大きなお菓子屋さんのこちら。
「けいらん」は鹿角の名物で、クルミ入りの漉し餡を包んだ白玉餅。ただし餡には胡椒が入り、しかもこれを澄まし汁に入れることもあるのだとか。「お口に合うかどうか」と心配してくださったお菓子屋さんの上品な女将さんによると、お葬式などで人が集まる時に出されたものなのだそうだ。確かに甘い餡の中から胡椒がピリリと効いて、今までに食べたことのないお菓子。
鹿角花輪からは花輪線に乗車。
途中の十和田南駅は珍しいスイッチバックの駅なので、ホームの先でレールが行き止まりになっている。
乗車55分で終点の大舘駅に到着。
ここはこの1月にも来たばかりだが
駅の中も
外も秋田犬だらけ。
というわけで次の列車までの1時間で秋田犬会館と言うところに行くことにした。
駅前からタクシーに乗って10分ほど。
ここは秋田犬保存会の建物で、3階に秋田犬博物室がある。
途中に貼られたポスターのかわいさにノックアウトされつつ階段を上がり、入口で100円を払って中へ。
元々マタギの伴侶であったことを示すやけにかわいい模型やら
大館出身のスター、ハチ公の写真やらある中に
アルバムまであったのは秋田犬と戯れるプーチンの姿。なんでも3年前に一匹、大統領に献上されたそうで、大型犬の好きそうな大統領に気に入られたらしい。
それにしても今年はなぜかプーチンによく遭遇する。ファンでもなんでもないのに。
一通り秋田犬の勉強をして一階に戻り、建物の脇に回ると
ケージの中にいるのは御年2歳の色白美人の夏子ちゃん。
遊んでほしそうに寄ってくるので鼻づらをなでてやるとこのお顔。かわいい
乗ったタクシーの女性運転手さんによると大館市にはさすがに秋田犬を飼っているお家が多いそうだが、近くで見れば実感できる通りかなり大きいので散歩などは飼い主が引きずられるほどとか。餌も大変そうだが、やっぱり賢そうでいいなあ。
それにしてもこのために往復2000円かけるとは、我々も物好きだ。
←人気ブログランキングへ一票、お願いします。