6月28日 続き
田舎館から弘前に戻り、駅前で軽くお茶。
1月にはアップルパイをお持ち帰りした「茶房Coco」で今回はタルトタタン。小ぶりに見えるが濃厚なので一つで十分満足。
弘前からは青森に出て、向かい側のホームで待っていた青い森鉄道に乗車。
第三セクターであるこの路線、空いているかと思ったら座席がすべて埋まって立っている人もいるほどの乗車率。
青森市郊外の住宅地へ向かう人と、「大人の休日パス」の観光客が重なったためのようだ。
車両にはイメージキャラクターのモーリー君が描かれ、ホームの注意書きにまで登場する推されっぷり。
下車した駅にはグッズ売り場に自動販売機まである力の入りようなのだが、タオルやピンバッジなどのグッズにいまいち食指の動くものがないのが残念。キャラクターはかわいいんだけどねえ。
さて、やってきたのは青森の奥座敷と言われる浅虫温泉。
駅の周りには旅館が立ち並び、ここでほとんどが降りたと思われるパス利用の中高年たちはすぐに駅前に待機していたお迎えの車に乗り込んであっという間に消えてしまった。
この駅前には大きな歩道橋があって、これを渡ったところにあるのが
「道の駅 ゆ~さ浅虫」
平屋の普通の道の駅とは違い、ここはレストランや会議室まで備えた5階建てのビル。
そしてこの5階には展望浴場「はだか湯」があるというので行ってみると
大きな窓からはすぐ目の前の陸奥湾と湯の島が見えて、これが晴天だったらどれだけ素晴らしい景色だろう。
2,30人は入れそうな大きなお風呂はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉だそうだが全くの無色で無味無臭。誰でも入れそうな温度に調整されて塩素消毒もされているので、温泉と言うよりは景色のいい銭湯といったところ。
しかし350円できれいなお風呂はありがたく、汗を流すつもりで立ち寄ったものの、この日はすごく寒かったので暖まれたのがありがたかった。
ひとっぷろ浴びた後は一階の物販コーナーでお買いもの。
なかなか充実した広い売り場でいつものごとくりんごのお菓子など物色するが、クルミの入った「茶屋の餅」もおいしかった。
滞在1時間半で再び青い森鉄道に乗り、八戸で一足先に東京へ帰る友人とはお別れ。
八戸線に乗ってやって来たのは本八戸。
今夜の宿は駅前のビジネスホテル、「セレクトイン本八戸駅前」
窓からは駅のホームが見える最高の立地で、これで一泊3000円とはすばらしい。
駅前のホテル側にはバスのロータリーがあるだけ、反対側も住宅地で閑散としていて、繁華街へは10分ほど歩かなければならない。
そこまで行けばデパートもあり、飲食店の集まった一角もある。
せっかく八戸まで来たのだからここでお寿司でも食べよう、とわざわざ本八戸に宿を取ったのだが、この日はとにかく寒くて、とても冷たいものを食べる気にはならない。
ということで目についたお蕎麦屋さんに入って
暖かいせんべい汁を所望。野菜がたくさん入った汁に、ふやけたせんべいはすいとんのような感じでほっとする。
なるほど同じ南部せんべいと言っても汁用のものはお菓子として食べるものとは違うのね、と実感。
もうひとつデザートとして「あずきばっと」。
暖かい小豆のお汁粉にひもかわうどんが入った、これも南部の郷土食だそうだが、団子が細長くなったと思えばそれほど違和感はない。
この「はっと」という言葉、「ほうとう」がなまったという説もあるらしいが、そう言えば南部藩の祖は山梨から移って来たと司馬遼太郎の本で読んだことがあったっけ。
予定は狂ったが、八戸らしいものが食べられてよかった。
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田舎館から弘前に戻り、駅前で軽くお茶。
1月にはアップルパイをお持ち帰りした「茶房Coco」で今回はタルトタタン。小ぶりに見えるが濃厚なので一つで十分満足。
弘前からは青森に出て、向かい側のホームで待っていた青い森鉄道に乗車。
第三セクターであるこの路線、空いているかと思ったら座席がすべて埋まって立っている人もいるほどの乗車率。
青森市郊外の住宅地へ向かう人と、「大人の休日パス」の観光客が重なったためのようだ。
車両にはイメージキャラクターのモーリー君が描かれ、ホームの注意書きにまで登場する推されっぷり。
下車した駅にはグッズ売り場に自動販売機まである力の入りようなのだが、タオルやピンバッジなどのグッズにいまいち食指の動くものがないのが残念。キャラクターはかわいいんだけどねえ。
さて、やってきたのは青森の奥座敷と言われる浅虫温泉。
駅の周りには旅館が立ち並び、ここでほとんどが降りたと思われるパス利用の中高年たちはすぐに駅前に待機していたお迎えの車に乗り込んであっという間に消えてしまった。
この駅前には大きな歩道橋があって、これを渡ったところにあるのが
「道の駅 ゆ~さ浅虫」
平屋の普通の道の駅とは違い、ここはレストランや会議室まで備えた5階建てのビル。
そしてこの5階には展望浴場「はだか湯」があるというので行ってみると
大きな窓からはすぐ目の前の陸奥湾と湯の島が見えて、これが晴天だったらどれだけ素晴らしい景色だろう。
2,30人は入れそうな大きなお風呂はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉だそうだが全くの無色で無味無臭。誰でも入れそうな温度に調整されて塩素消毒もされているので、温泉と言うよりは景色のいい銭湯といったところ。
しかし350円できれいなお風呂はありがたく、汗を流すつもりで立ち寄ったものの、この日はすごく寒かったので暖まれたのがありがたかった。
ひとっぷろ浴びた後は一階の物販コーナーでお買いもの。
なかなか充実した広い売り場でいつものごとくりんごのお菓子など物色するが、クルミの入った「茶屋の餅」もおいしかった。
滞在1時間半で再び青い森鉄道に乗り、八戸で一足先に東京へ帰る友人とはお別れ。
八戸線に乗ってやって来たのは本八戸。
今夜の宿は駅前のビジネスホテル、「セレクトイン本八戸駅前」
窓からは駅のホームが見える最高の立地で、これで一泊3000円とはすばらしい。
駅前のホテル側にはバスのロータリーがあるだけ、反対側も住宅地で閑散としていて、繁華街へは10分ほど歩かなければならない。
そこまで行けばデパートもあり、飲食店の集まった一角もある。
せっかく八戸まで来たのだからここでお寿司でも食べよう、とわざわざ本八戸に宿を取ったのだが、この日はとにかく寒くて、とても冷たいものを食べる気にはならない。
ということで目についたお蕎麦屋さんに入って
暖かいせんべい汁を所望。野菜がたくさん入った汁に、ふやけたせんべいはすいとんのような感じでほっとする。
なるほど同じ南部せんべいと言っても汁用のものはお菓子として食べるものとは違うのね、と実感。
もうひとつデザートとして「あずきばっと」。
暖かい小豆のお汁粉にひもかわうどんが入った、これも南部の郷土食だそうだが、団子が細長くなったと思えばそれほど違和感はない。
この「はっと」という言葉、「ほうとう」がなまったという説もあるらしいが、そう言えば南部藩の祖は山梨から移って来たと司馬遼太郎の本で読んだことがあったっけ。
予定は狂ったが、八戸らしいものが食べられてよかった。
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