Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

15年初夏の東北 8 三陸鉄道北リアス線~山田線

2015-07-31 19:41:28 | 国内旅行
6月29日 続き

陸奥湊からはまた八戸線に乗り込んで久慈へ。
朝の列車は学生だらけだったが、10時過ぎの列車は中高年でまたもやいっぱい。

 
何とか席を確保して、線路に迫る海を見ながら1時間半。

 久慈に到着して、このままみなさん三陸鉄道に乗り換えるのか、と急いで鉄橋を渡ると
 
案の定ホームには人があふれている!「あまちゃん」から2年経ったし、平日だし、と思っていたのだが甘かった。
 
早めに移動したのでなんとか席に座ることができたが、後から来た人たちは立っている。
聞けば団体ツアーのお客さんが100人も乗っているそうで、おかげで普段は2両の列車が3両編成になっている。
「いつもこんなにお客さんがいるの?」とかわいい駅員のお姉さんに聞いてみると、「今日は安い切符のお客さんが多いので」って、すいません、私も「安い切符」です。

なんとか座席をキープできたところで、まだ時間が少しあるので駅舎へ戻る。
 
JRのすぐ隣に建っている三陸鉄道の久慈駅。
 
せっかくここまで来ながら、今回は申し訳ないが駅前ロータリーを見るだけ。
駅にはなんだかいろんなキャラクターがあふれているが、鮭を抱えているのは牛なのだろうか。

 
小さな駅舎内にはお菓子なども売られていて、その奥にあるのがお蕎麦のスタンドの「リアス亭」。
 ここの「うに弁当」が有名なのだが、人気があるのでお昼前に当然のごとく売り切れ。
  そのために電話で予約をしておいて、無事にゲットできた、これが1470円のお弁当。
結局朝ご飯がヘビーだったのでお昼には食べられず、帰宅してからいただいたが、たっぷりのウニも車内で食べた方がおいしかったかな。

やがて満員の乗客を乗せて列車は出発。
 
車窓に見えるのは岸壁で続く工事。 
 
新しい道や橋も次々に作られているようで
 
途中ではちょっと停車したり、災害や復興の説明のアナウンスも入る。
 住民の皆さんはまだまだこれからが大変なのだろうが、線路が復興したおかげでこんな美しい景色を見られることに感謝。

100人の団体さんは北リアス線のちょうど真ん中、田野畑駅で大挙して降りてしまったのでその後は車内もゆったり。
1時間40分で宮古駅に到着。
 
謎の「にゃんこ神社」を横目に、連絡通路を通ってJR山田線へ乗り換え。

待っていたのは「わんこきょうだい」のイラストがかわいい快速「さんりく宮古号」。
 
しかしこの列車も中高年で満杯で、なんとか座れたものの空いた座席でゆったりという予想は大外れ。
「大人の休日倶楽部」の盛況はめでたいが、まさか山田線がこんなに混むとは思ってもいなかった。
次はもっとマイナーな路線を選ばないと。
 
延々とひたすら山の中を行く山田線は十分にマイナーなはずだったのだが。

快速列車は途中どこにも停車せず、2時間10分で盛岡着。
 駅ではこんな横断幕に迎えられて、はい、岩手もまた来ます。


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コメント (2)
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