Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

北東アフリカの旅 4 タジュラ

2019-03-12 17:11:13 | アフリカ
2月10日 続き

3時少し前に到着したのはタジュラ湾をはさんでジブチ・シティの対岸にあるタジュラの町はずれのLe Golfeというホテル。
 Golfeと言ってもスポーツのゴルフではなく、フランス語で湾のこと。

その名前の通り宿はタジュラ湾に面していて
 
主な顧客である各国駐留軍のキャップをたくさん飾ったバーの表には気持ちのいいテラスがある。

 部屋はコテージ形式で
 
中はシンプルそのものだが、クーラーに扇風機、テレビに冷蔵庫(電源が入っていなかったけど)、それに日向水のような温水シャワーがあれば十分。

夕食の時間までは自由だというので、日が少し傾き始めた頃、もう一人のツアー参加者と町の探索に出かける。

ホテルはタジュラの町の中心からは1.5キロほど離れているので一本道をてくてくと歩いていくと
 結構需要があるのか、オートリキシャが走っている。

 仲良く手をつなぐ男たちの歩く町の中心に近づくと
  
電話屋やパン屋
 
ヤギもくつろぐ雑貨屋などが出現する。

 道端ではドーナッツなどの揚げ物を売る女性たちがいて、おいしそうだけれど現地通貨を持っていないので買えない。眺めていると皆さん人懐っこく相手をしてくれるが、カメラはノン、ノン。
 
ただし子供ならばOKはどこの国でも同じ。

 メインストリートが内陸に曲がるあたりはこの町の「官庁街」らしくて、ちょっときれいな建物が見える。
ここから海の方へ行ってみると
 
浜辺には漁船が浮かび
 
海岸沿いのプロムナードではヤギを連れておデートするカップルもいた。

  
この町にもカート売りの屋台がいくつも出ていて、一束500フラン(約300円)とお兄さんは言っていたけれど、屋台の壁に値段が書いてあるということは定額なのだろうか。

  
古いミシンが飾られていたり、古着が売られていたりするのを眺めて町を一周したら、元来た道を戻る。
 するとラクダの親子がやってきたが、ラクダも牛のように自力で家に帰れるのだろうか。

シャワーを浴びてさっぱりしたら、夕食はテラスで7時から。
 
さっきまでいたタジュラの町にも明かりが灯り始めている。

 メニューは海辺らしく、カジキのような魚だったけれど、可もなし不可もなし。
 運転手さんたちはエチオピア人らしくインジェラに肉の炒め物やパスタを乗せたものを食べている。ちょっと味見をさせてもらったら、こっちの方がおいしい!

ところでエチオピア、お相伴をお願いするとゲストには手で取ったインジェラを相手の口元に持っていく習慣がある。これをそのまま口で受け取るのが礼儀だそうで、そうしていただいた料理をほめたらとてもうれしそうにしてくれた。


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コメント (4)
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